原油価格暴落は投資のチャンスか?【原油先物に投資する方法】

原油価格が大きく下落していますが、将来回復するという前提に立てば投資のチャンスとも考えることができます。

原油に投資する方法、原油投資初心者の方にもおすすめの投資法について紹介します。

原油先物に投資する方法

本記事の内容

 

原油価格暴落は投資のチャンスか?投資歴7年のワタクシかんべえが検証及び原油先物に投資する方法をご紹介。

ども。投資軍師のかんべえです。

原油価格が大暴落しています。

1バレル30ドルを割る歴史的暴落となっています。

どうやらサウジアラビア・ロシア両国が減産を拒否したことが理由のようです。

ただ、今後、長期的には原油価格が回復するとの考えに立てば、今が買いのチャンスとも考えられます。

そこで、今回は原油に投資する方法に焦点あてて検証してみたいと思います。

結論としては原油先物に投資する方法としては、コスト面からも、GMOクリック証券CFD口座で原油先物に投資するのがおすすめです。
⇒CFDで原油先物に投資する方法の解説へジャンプ

以下、詳しく見ていきましょう。


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原油先物価格が暴落している理由と投資方法まとめ

原油解説まとめ

当記事、長文となってしまっていますので、先に簡単に原油価格暴落理由と投資する方法についてまとめておきました。

原油先物価格暴落理由と投資方法

 

  • 原油価格暴落はロシア・サウジ減産拒否によるもの
  • 今後どこまで下がるが未知数だが、交渉が進めば回復する可能性はある
  • 原油先物に投資する方法としては主にETFとCFDがある
  • コスト面からもCFDがおすすめ
  • CFDは証拠金取引、レバレッジ、価格調整の理解は必須
  • CFD口座はコストの安さ、最小取引単位からもGMOクリック証券がおすすめ
    ⇒CFDで原油先物に投資する方法の解説へジャンプ

 

また動画でも解説していますので参考までに
⇒原油先物価格暴落の理由と原油先物に投資するおすすめの方法

では、以下より読み進めていきましょう。

原油先物価格が大幅に下落 1バレル30ドル台へ!

2020年3月、現在、原油価格が下落しています。

原油先物チャート2020年3月
(参照元:Chart Park 原油先物

1バレル30ドル台でへの大暴落です!

30ドル台は2016年の大暴落以来です。現在は30ドルを割っています。

長期チャートも見てみましょう。

原油長期チャート2020年3月(参照元:原油先物長期チャート:楽天証券

記録的な大暴落です。

コロナショックもあり、市場はパニックとなっています。

(ちなみに2016年の大暴落はシェールガス革命、ISISの資金源を断つために増産して原油価格を絶つため、などの理由がありました。)

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原油価格が暴落している理由とは?

原油価格が暴落している理由ですが、とてもわかりやすいツイートがありましたので、拝借させていただきました。

コロナショックが発端⇒サウジアラビアの減産拒否 が原因のようです。

原油価格暴落の流れ
  • コロナショック中国に影響
    コロナショックの影響で中国が原油の輸入をストップ。
  • OPEC減産提案

    中国の輸入が減ってしまうと、原油は供給過多になってしまい、原油価格が暴落するので、OPECが減産を提案。

  • ロシアが減産を拒否
    しかし、ロシアはOPECの減産要請を拒否。対米シェールガスへの対抗措置とも(参考:ロシアの原油減産拒否の標的は米シェール業界
  • サウジアラビアも同様に減産拒否
    ロシアの減産拒否に切れてサウジアラビアも同様に減産拒否。

    参考:原油価格(WTI)が25%以上の暴落、サウジアラビアの増産方針が引き金

  • 原油価格が大暴落
    中国の原油需要がなくなるなか、供給は変わらずとなり、供給過多となり原油価格は大暴落。

このような流れで原油価格は暴落しているようです。

また、減産拒否は米国のシェール革命との価格競争も絡んでおり、今後も混乱が続きそうです。

参考:「逆ギレ」サウジは米国に「戦争」を仕掛けている(東洋経済)

そもそも原油産出国ランキング1位はアメリカとなっていますが、これはシェールガス革命によるもの、ロシア・サウジアラビアの減産協定によるものが大きいです。
アメリカが一位であるために必要な「減産」

今回のコロナショックで原油の需要が減少、原油価格が下がっていきましたが、そこで、さらにロシア・サウジアラビアは減産を拒否し、原油価格を下げてきました。

これは、米国に経済的にダメージを与えることも意図にあると考えられます。

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原油価格は今後上がっていくのか?買いのチャンスか?

では、原油価格は今後どうなっていくのか?もう一度、原油先物チャートを見てみましょう。

原油長期チャート2020年3月(参照元:原油先物長期チャート:楽天証券

チャートを客観的に長期的に見ますと、下がっては上がるというのを繰り返しています。

リーマンショック時は大幅に高騰しました。

また、今回、主な原油価格暴落の理由がサウジアラビア・ロシアの減産拒否によるものです。

つまり、今後、両国の動き次第では原油価格が回復する可能性も十分にあるわけです。

(もちろん、さらに大暴落する可能性もあります。)

正直、原油価格が今後いつ上がるのかは全く分かりませんが、過去の傾向からしても上がる可能性は十分にあると判断しています。

それゆえ、原油価格が暴落している今こそ、原油投資を仕込んでおきたいと思っています。

また、リベラルアーツ大学の動画でも原油価格暴落について解説されていました。

投資軍師かんべえ
現状の1バレル20ドル台ではアメリカ、ロシア、サウジアラビア、ともに苦しい状況なので、今後、交渉が進む可能性は高いと思いますが・・・。

では、原油に投資するにはどうすればいいか?以下、具体的に見ていきましょう。

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原油先物に投資する方法

原油先物に投資する方法

では、一般個人投資家が原油に投資することができるのでしょうか。

原油先物に投資する方法は以下の通りです。

主に以上が挙げられます。

では、どの方法がおすすめなのか?順にみていきましょう。

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原油先物ETF

国内ETF(上場投資信託)で、原油先物価格に連動する銘柄は以下の通りです。

ETFは上場投資信託の略で、通常の上場株式と同様に証券口座から売買することができます。

1株単位で買えるものが多く少額からも投資可能です。

特徴を簡単にまとめますと以下の通りです。

銘柄連動指標株価レンジ売買単位信託報酬特徴おすすめ度
WTI原油価格連動型上場投信(1671)WTI原油先物直近限月の清算値を円換算2,000円~6,000円1口0.85%連動指標も「WTI原油先物直近限月」とわかりやすく人気の原油ETF。
★★
ETFS WTI原油上場投資信託(1690)Bloomberg Crude Oil Subindex(原油商品指数)1,000円~3,000円10口0.49%出来高が少なくスプレッドが広がるので注意
NOMURA原油インデックス上場 (1699)NOMURA原油ロングインデックス(円換算)200円~1,000円10口0.50%信託報酬年0.50%は安い。
野村が気になるがこちらも人気。
★★
原油 ダブル・ブル ETN(2038)日経・東商取原油レバレッジ指数300円~14,000円1口0.8%一番人気のレバレッジ型原油ブル。
ハイリスクハイリターン向け。
原油 ベア ETN(2039)日経・東商取原油インバース指数8,000円~20,000円1口0.8%こちらは原油先物ベアETF
原油価格が下がれば価格が上がる逆の指標
(原油先物ETFまとめ)

では、それぞれ見ていきましょう。

細かい説明になりますので不要な方はまとめ表のみチェックして次へ進んでください。

WTI原油価格連動型上場投信(1671)の解説

①WTI原油価格連動型上場投信(1671)

まずは「WTI原油価格連動型上場投信(1671) 」です。

連動対象指標は「WTI原油先物直近限月の清算値を円換算で表示した価格」です。
Crude Oil Futures Quotes – CME Group

  • 信託報酬は0.85%
  • 1口単位での取引
  • 上場日は2009年8月3日

では、チャートを見てみましょう。

WTI原油価格連動型上場投信株価チャート
(参照元:WTI原油価格連動型上場投信(1671) Yahoofinance)

WTI原油先物に連動するETFです。

株価は2,000円~6,000円のレンジですが、ここ最近の原油価格暴落により、株価は1,300円台まで下がっています。

WTI原油価格連動型上場投信株価 3月13日(WTI原油価格連動型上場投信(1671)の株価 2020年3月13日時点)

出来高も多くに人気の銘柄です。WTI原油先物価格を連動指標としており分かりやすいです。

ただ、信託報酬が0.85%あるのがネックですね。

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ETFS WTI原油上場投資信託(1690)の解説

② ETFS WTI原油上場投資信託(1690)

ETFS WTI原油上場投資信託(1690)です。

連動対象指標は「Bloomberg Crude Oil Subindex(原油商品指数)」です。
(参考:WisdomTree WTI 原油上場投資信託(1690)東証マネ部

  • 信託報酬は年0.49%
  • 10口単位での取引
  • 上場日は2010年3月19日

です。

チャートを見てみましょう。

 WisdomTree WTI原油上場投信の株価チャート
(参照元:WisdomTree WTI原油上場投信 Yahoofinance

Bloomberg Crude Oil Subindex(原油商品指数)」に連動する投資信託で、ここ数年は1000円前後で株価が推移しています。

今回の暴落で株価は600円を割っています。

 WisdomTree WTI原油上場投信の株価 安値更新
(WisdomTree WTI 原油上場投資信託(1690)の株価 2020年3月12日時点)

あまり値幅がなく、出来高も少ないのが特徴です。

ETFS WTI原油上場投資信託の特徴、買い気配
(ETFS WTI原油上場投資信託の売買気配 2020年3月12日)

このように出来高も少ないので、買い気配が600円であるのに対して、売り気配は608円とスプレッドが広がっています。(普段はもっと広がっています。)

そのため、成行注文をすると大きく不利な価格で約定してしまいます。

実際に投資してみて感じたことは、出来高も少なく、値幅も小さく、あまり実用的ではないなということです。

あまりおすすめできる銘柄ではありません。

10口単位ですので、約1万円から投資ができます。

NOMURA原油インデックス上場 (1699)の解説

③(NEXT FUNDS)NOMURA原油インデックス上場 (1699)

続いて、(NEXT FUNDS)NOMURA原油インデックス上場 (1699)を見てみましょう。

連動指標は「NOMURA原油ロングインデックス(円換算)」です。

  • 信託報酬は年0.50%
  • 10口単位での取引
  • 上場日2010年5月17日

となっています。(参考:NEXT FUNDS NOMURA 原油インデックス連動型上場投信

連動指標も何やら独自に作られたもので、よくわかりませんが・・・。

では、株価を見てみましょう。

(NEXT FUNDS)NOMURA原油インデックス上場 (1699)の株価チャート2020年
(参照元:NOMURA原油インデックス上場株価 Yahoofinance

株価は400円台から200円割れに暴落。

出来高も多く、原油投資家の中でも人気の銘柄です。

10口から投資ができますので、約2000円~4000円から投資ができます。

原油 ダブル・ブル ETN(2038)の解説

④NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油 ダブル・ブル ETN(2038)

続いて「NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油 ダブル・ブル ETN(2038)」です。

恐らく原油先物ETFの中で一番人気の銘柄でしょう。

連動指標は「日経・東商取原油レバレッジ指数」です。

名前の通り「ダブル」つまり2倍の連動が特徴です。

  • 信託報酬は年0.8%
  • 1株から取引可能
  • 上場日は2013年4月19日

です。(参考:NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油 ダブル・ブル ETN

では株価チャートを見てみましょう。

原油ダブルブルチャート2020年(参照元: 原油 ダブル・ブル ETN2038 yahoofinance

なんと、2014年の株価10,000円台⇒500円台まで、約20分の1まで暴落しています。

先ほどの原油先物価格チャートをみますと、120ドル⇒30ドルと、約4分の1になっています。

とすると、5倍もの暴落を見せています。

「ダブル」とあるのに2倍ではなく5倍もの下げ幅となっています。

この点ですが、「為替」も影響しています。

指標が「円換算した額」ですので、円高になると、ETF価格に影響します。

2016年は1ドル120円⇒100円割れまでいきました。この影響も強かったと思います。

商品研究 NEXTNOTE 日経TOCOM 原油ダブルブルETN」の記事によると、連動対象はWTI原油先物ではなく、「プラッツドバイ原油」とのこと。

ドバイ原油チャートをみると、50,000⇒25,000までの下落で価格が2分の1となっていますので、その2倍の4分の1の価値なったというのはうなずけるかもしれません。

ただ、正直、よくわからないものなので、手を出さない方が良いかもしれません。

また、コンタンゴによる減価もあると思います。

先物連動ETFは毎月連動対象の先物を期先のものに乗り換える必要があります。

期先のものの価格が高い状態をコンタンゴと言います。

例えば、原油先物価格が

100ドルだったのが、期先のものが110ドルだった。

すると、チャート上は110ドルですが、実質は調整前の100ドルなわけです。

その後、さらに原油価格が下落し、110ドルが90ドルになった場合。

調整前の価格だと100ドル⇒80ドルと、20ドル分のマイナスをたどっているわけです。

これを繰り返すと、チャート上の株価は120ドル⇒30ドルへの暴落に見えますが、実質はもっと下落していることになります。

これを2倍の連動で運用しているダブルブルは2倍以上の大きな下げとなってしまうわけです。

先物に投資する際にこのような「価格調整」を理解しておく必要があります。

原油 ダブル・ブル ETNの上場廃止、早期償還リスク

ETF、ETNには「早期償還用件」が定められているのが基本です。

特にレバレッジ型ETFは実際に早期償還、上場廃止しているものもありますので、しっかりと確認しておきましょう。

連動対象指標の変動により基準価額等が下落し、投資元本に損失が生じるおそれがあります。また、連動対
象指標の大幅な変動によって投資元本が大幅に毀損するおそれがあります。

特に、連動対象指標の値がゼロ以下となった場合には、当該 ETN/JDR の信託財産である外国指標連動
証券はゼロ円で早期償還され、投資金額の全額を失います。
例えば、NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油ダブル・ブル ETN の場合、原指数である「日経・東商取原
油指数」 の値(3 月 9 日時点で 127.63)が前日比 50%以上下落すると、連動対象指数がゼロとなり、早期
償還・上場廃止となります。

(参照元:上場 ETN 信託受益証券の市場価格変動に伴う影響等に関するお知らせ

少し難しく、私も完璧には理解できていません。

「例えば、NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油ダブル・ブル ETN の場合、原指数である「日経・東商取原油指数」 の値(3 月 9 日時点で 127.63)が前日比 50%以上下落すると、連動対象指数がゼロとなり、早期償還・上場廃止となります。」

とあります。

つまり、1日で原油価格が50%以上暴落してしまうと早期償還もあり得るようです。

ただ、「日経・東商取原油指数」 の値と原油価格をイコールで考えて良いものか。

問い合わせして正確にお伝えしたいと思っています。

大事なことはETF/ETNは早期償還もあるということです。

過去に「VIXインバース」という銘柄が大きく上昇していたにもかかわらず、2018年の大統領選挙時に大暴落したことで、早期償還してしまったケースもありますのでご注意を。

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日経・TOCOM 原油 ベア ETN(2039)の解説

⑤NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油 ベア ETN(2039)

最後に、NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油 ベア ETN(2039)についても見ておきましょう。

連動対象指標は「日経・東商取原油インバース指数」です。

  • 信託報酬は年0.8%
  • 1口単位で取引可能
  • 上場日は 2013年4月19日

です。(参考:NEXT NOTES公式 日経・TOCOM 原油 ベア ETN

こちらは「ベア」ですので、逆指標連動ETFとなります。

つまり、原油価格が下がるほど株価を上げる特徴を持っています。

ではチャートをみてましょう。

原油ベアETF株価チャート2020年3月
(参照元:日経・TOCOM 原油 ベア ETN(2039) yahoofinance

今回の原油価格暴落を受けて株価は9,000円まで上がってきています。

ですので、原油価格がいつか暴落すると考えて投資するのありでしょう。

しかし、こちらも先物ETFです。長期保有はタイミングによっては勝率がかなり落ちます。

チャートを見てもらえればわかる通り、原油価格は2016年より下がっているはずです。

にもかかわず、この原油ベアETFが2016年の価格まで回復していないのは?

これは2017年~2019年にかけて原油価格が高かったため、この原油ベアETFではコンタンゴが発生しているからですね。

2016年の価格までに戻すためにはしばらくの期間、原油先物価格が下落、もしくは安値で停滞を続ける必要があります。安値が続くと、原油先物はコンタンゴが続き、逆に原油先物ベアETFはバックワーデーションが続き、株価が上がっていくからです。

投資のタイミングが難しいですが、原油価格が暴落する直前、もしくは、しばらく安値で停滞するとか判断したときに投資するのが勝率が高いと思われます。

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CFDで原油先物に投資する方法

続いてCFDで原油先物に投資する方法を解説します。

CFDは差金決済取引の略称で、原油等の商品先物、VIX先物、株価指数先物など、あらゆる商品をレバレジをかけて取引することができます。

FXの商品バージョンという感じです。

原油先物は「GMOクリック証券CFD口座」で取引することが可能です。

GMOクリック証券CFD取扱銘柄(引用元:GMOクリック証券CFD取扱一覧より)

CFDであれば、FXのようにレバレッジ(10倍まで)をかけることができますし、空売り(ショート)も可能です。

原油先物CFD注文画面
(GMOクリック証券CFD口座 原油先物注文入力画面)

また、ETFと違い信託報酬が無いのがメリットです。

ただ、実質コストとなるスプレッドや価格調整差額については理解しておいた方が良いでしょう。

簡単にまとめますと以下の通りです。

CFD解説まとめ

 

  • スプレッド:買値と売値の差。手数料が無料のかわりにCFDやFXでスプレッドが実質コストとなる。約0.1%の負担額。
  • 必要資金:レバレッジは20倍まで。レバレッジ1倍なら約3万円前後で取引可能(原油価格30ドル前後の場合)
  • 価格調整差額について:原油先物チャートは「先物」のため、毎月次の先物に乗り換えている。一見、底堅く見えるチャートも、毎月価格調整をしているので、長期ナンピン買いは痛い目を見る場合も。逆のバージョンもあり。

以下、詳しく解説していますので必要に応じて参照してください。

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CFDの実質手数料となるスプレッドとは?

CFDの実質手数料となるスプレッドとは?

GMOクリック証券のCFD口座では取引手数料は無料です。

GMOクリック証券CFD口座の手数料
GMOクリック証券CFD公式サイト手数料より抜粋)

その代わり、スプレッドというものがあります。

GMOクリック証券CFD口座スプレッド一覧
GMOクリック証券公式スプレッド一覧より抜粋)

売値(BID)と買値(ASK)との価格が異なっています。

売値が22.37ドルで買値が22.40ドル、差が0.03ドルとなっています。

これがスプレッドです。

つまり、今、原油先物を買ってすぐに売ると、0.03ドル損をすることになります。これがコストとなります。

0.03ドルのスプレッドを3pipsといいます。(pipsとは?

わかりやすく、仮に原油先物が30ドルだった場合、0.03ドルですので、手数料負担率は0.1%ということになります。

取引コストはかなり低くなっています。

通常の株式の取引手数料は金額によっては、数百円~数千円しますので、条件によって比較が難しいですが、取引コストは先物ETFと比べると安いケースが多いですね。

ただ、このスプレッドは固定ではありません。

GMOクリック証券CFDスプレッドに関するQ&A
GMOクリック証券CFD公式 スプレッドQ&Aより抜粋)

このスプレッドは需給のバランスよって影響をうけます。

ですので、価格大変動時はスプレッドが大きく広がる可能性があります。

その場合、注文の方法によっては予想以上にコストがかかりますので注意が必要です。
(後述しますがレバレッジを低く指値注文がおすすめです。)

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CFDはいくらから原油先物に投資ができる?

CFDはいくらから原油先物に投資ができる?必要資金・レバレッジについて

続いて、CFDで取引する場合、いくらから原油先物に投資ができるのか解説します。

まず、レバレッジについて理解しておきましょう。

CFDのレバレッジ一覧
(CFDのレバレッジ規制一覧)

CFDはFXと同じくレバレッジをかけることができます。

  • 株式CFD:レバレッジ5倍
  • 株価指数CFD:レバレッジ10倍
  • 商品CFD:レバレッジ20倍
  • バラエティCFD:レバレッジ5倍

といった感じです。

そして、原油先物は「商品CFD」になりますので、レバレッジは20倍までかけることができます。

「レバレッジ20倍までかけれる」というのは、口座に預けた資金の20倍まで取引をすることができるということです。

仮にCFD口座に10万円入金したら、20倍の200万円分まで注文可能です。

しかし、レバレッジをかければかけるほど、当然、リスクは高くなります。

そして、CFDでは「最小取引単位」も銘柄ごとに決まっています。

GMOクリック証券商品CFD一覧

GMOクリック証券CFD最小取引単位より抜粋)

原油先物は「CFD価格の10倍」となっています。

ですので、1lot(単位)が×10になると考えると良いでしょう。

では、原油先物はいくらから取引ができるのか?

現在の先物価格を30ドル、1ドル110円とした場合

30ドル×110円×10(1lot)=33,00円

1回当たりの取引額が33,000円となります。

レバレッジは20倍までかけることができますので

33,000円 ÷ 20 = 1,650円

レバレッジを最大にすれば約1,650円から始めることができるというわけです。

ただ、レバレッジ20倍もかけてしまいますと、ハイリスクすぎます。

後述しますが、おすすめはレバレッジ2倍以内、ないし、1倍です。

とすると、現在の原油価格であれば、リスクを抑えても3万円前後から始めることができるというわけですね。

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原油先物の価格調整差額について

原油先物の価格調整差額について

また、CFD等の先物に投資するに当たり、理解しておく必要があるのが「価格調整差額」です。

では、改めてWTI原油先物長期チャートを見てみましょう。

原油先物チャート2002年~2020年
(参照元:WTI原油先物チャート Investing.com

現在、大暴落はしていますが、長期的に見ますと、底堅く見えます。

過去20年を見ても20ドル割れあたりが最安値ですので、暴落しても長期的にずっと保有し続ければ勝てるように見えます。

しかし、これは先物価格です。

先物というのはある一定の日の価格を予想するものです。

つまり、その先物の限月が来れば決済し、また次の先物に乗り換える必要があります。

このとき、期限がくる期近の先物の価格と、期先の価格には差があります。

概ね、価格が低い時は、期先の価格は高くなります。(コンタンゴ現象

なぜなら、価格が低い場合、将来は回復している可能性が高いと予想されるからです。

一方、原油価格が高騰している場合は逆に期先の価格が低くなる可能性が高いです。(バックワーデーション現象

なぜなら、原油価格があまりにも高い場合、今より将来は下がる可能性の方が高いと思われるからです。

つまり、原油先物価格が一見底堅く見えますが、実はこれは価格調整が繰り返された結果なわけです。

具体的にGMOクリック証券の価格調整の履歴を見ていましょう。

原油先物価格調整 2016年
(原油先物価格調整2016年)

例えば、原油価格が暴落した2016年を見てみましょう。

2016年3月では価格調整として

期近 31.15 ⇒ 期先 33.41

このよう形で、価格調整されます。

その結果

買いポジションには +2.26ドル×10

売りポジションには -2.26ドル×10

が価格調整差額として計上されます。

しかし、実際は期先の先物に乗り換えただけですので、実質損益には影響ありません。

ただ、価格は33.41となります。

その後、また、原油価格が下がり、30になった場合。

また次の月で30⇒33

といった感じで、価格調整がされていきます。

もし、長期的に原油価格が低迷した場合

3月:30⇒33 その後、33⇒30まで原油価格下落(実質価格27)

4月:30⇒33 その後、33⇒30まで原油価格下落(実質価格24)

5月:30⇒33 その後、33⇒30まで原油価格下落(実質価格21)

6月:30⇒33 その後、33⇒30まで原油価格下落(実質価格18)

このような感じで、価格調整が続く可能性があります。

仮に2月で30ドルで原油先物を1lot買っていたとしましょう。

するとどうなるか?

6月までコンタンゴが続くとなると、実質の含み損は原油価格が18ドルまで下落した状態に相当するわけです。全く底堅くないわけです。

原油先物価格の長期チャートを見ますと、一見20ドルあたりで底堅く見えますが、実際は何度も価格調整を繰り返した結果なわけです。

一方、逆も同じで、天井も120ドルくらいと思って長期空売りをすると痛い目にあいます。

原油価格が長期間高止まりすると、ずっとバックワーデーションを繰り返しますので、実質は天井がないくらい損失が出てしまうわけです。

この点、先物に投資するにあたり理解しておく必要があります。

ちなみにETFにはこのような価格調整が具体的には行われません。

ですが、しっかりと株価には反映されています。

上述した通り、例えば「原油 ダブル・ブル ETN(2038)」も株価を見ていただければ、原油先物チャートと比較しても大きく下落しています。

これは下落トレンドが続くことによる価格調整の影響も株価に反映されているというわけです。

また、これははコンタンゴによる価格調整もありますし、信託報酬もあります、また、指数先物はレンジ相場でも下落する傾向があります。

参考:【レバレッジETF減価編】SPXLリスクコントロール・ポートフォリオ

ちょっと難しいのですが、わかっていただきたいことは

ずっと持っていればいつか勝てるなんてこはない

ということをご理解いただきたいです。

一見、チャート上底堅くでも実際は底なしになり得ますのでご注意を。

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CFDで原油先物に投資するメリット・デメリット

以上、CFDでの原油先物投資について解説しました。

CFDのメリットしては

  • 取引手数料無料
  • 信託報酬がない
  • 償還(上場廃止)の可能性もETFよりずっと低い
  • レバレッジも20倍までかけれる

といったメリットがあります。

一方でデメリットしては

  • CFDに馴染みがない
  • 価格調整を理解しておく必要がある
  • レバレッジをかけれるためハイリスクなトレードも可能

といったところです。

ただ、価格調整については原油先物ETFでもかかってきますので、いずれにしても先物に投資するのであれば理解しておく必要があるでしょう。

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原油価格に連動する通貨や銘柄

原油価格の影響を受ける通貨としては「南アフリカランド」や「メキシコペソ」が有名です。

メキシコペソ円に至っては原油価格の暴落に伴い、史上最安値4.4円を記録しています。(2020年3月22日)

WTI原油先物価格、南アフリカランド円、メキシコペソ円を比較してみましょう。

原油価格とメキシコペソ、南アフリカランドを比較
(上:原油先物 左下:南アフリカランド円 右下:メキシコペソ円 Investing.com

改めて比較しますと、非常に似た動きをしています。

2016年の原油価格暴落時にはランドもペソも大暴落しています。

そして、今回の2020年の大暴落でも同じように反応しています。

メキシコペソ円に至っては、ちょっと下がりすぎな気もしますが・・・。

原油価格が今後回復するという視点に立てば、両通貨をFXで投資するというのも一つです。

私も「南アフリカランドFXを2年半続けて感じたリスクとメリットについて」の記事で書いていますが、2016年の大暴落時にしっかりと買っていたおかげでトータルもプラスになっています。

スワップ金利も概ね5%~8%もらえるので嬉しいですね。

ただ、両通貨とも、地政学リスク、米中との関係等、原油価格以外のリスクもありますのでその点は要注意です。

各通貨ペアの投資方法は以下の記事を参考に

また、株銘柄としては「コスモエネルギーHD」等の石油会社が挙げられます。

参考:【特集レポート】日本市場で原油価格に反応する銘柄は?

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原油に投資する方法はCFDがおすすめ

原油投資方法

以上、原油に投資する方法をご紹介しました。

では、原油に投資するにあたり、どれがおすすめなのか?

「コスト面」を重視すると、CFDで原油先物に投資するのがおすすめです。

ETFは投資信託です。つまり、運用手数料(信託報酬)がかかります。

その点、CFDはそのよう手数料がかかりません。

そして、ETF、ETNと違い、早期償還リスクもありません。

また、ETFとは違い、直接原油先物を取引することができますので、価格もわかりやすいです。原油先物に投資をするならCFDを使うのがいいでしょう。

CFDがおすすめな理由

 

  • CFDはETFと違い信託報酬等がない
  • 早期償還リスクもない
  • 直接原油先物を取引できるのでわかりやすい
  • ただし、証拠金取引や価格調整差額等の理解は必要
投資軍師かんべえ
原油先物に投資をするならCFDの理解を深めることをおすすめします。

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GMOクリック証券CFD口座で原油先物を注文する方法、手順

では、実際にどのようにしてCFDで原油先物を注文するのか?

簡単に手順を解説しておきます。

CFDで原油先物を注文する方法
  • STEP1
    CFD口座を用意する
    原油先物を取扱っているCFD口座を用意する。GMOクリック証券CFD口座がおすすめ。
  • STEP2
    PCログイン、もしくはアプリでログインする

    今回はスマホアプリの「iClick CFD」で解説します。

    iclickcfd
    (GMOクリック証券CFDアプリ iClickCFD)

    アプリダウンロード後、起動するとログイン画面となります。

    iclickcfd ログイン画面
    (iClickCFDログイン画面)

    付与されたユーザーID、パスワードを入力してログインします。

  • STEP3
    入金

    まずは口座に資金を投入します。

    iclick入金手続き
    (iclickCFD入金)

    ログイン後、左上メニューをタップ⇒入金をタップします。

    iclickCFD即時入金
    (GMOクリック証券CFD 即時入金画面)

    入金は即時入金が可能です。

    原油先物はいくらから買えるのか?でも書きましたが、レバレッジ1倍で約3万円から始められます。

    最近の変動を考えても10万円以上は入金しておいた方が良いでしょう。

  • STEP4
    銘柄検索で「原油」を入力

    続いて注文です。

    iclickcfd 銘柄検索
    (iclickcfd メニュー画面)

    左上のメニューをタップし、銘柄検索をタップします。

    iclickCFD銘柄検索
    (iclickCFD銘柄検索で原油先物を検索)

    「原油」と入力すると、出てきますので、「原油」をタップします。

    すると原油先物価格が表示されます。

    原油先物CFD
    (iclickCFD原油先物注文画面)

  • STEP5
    原油先物を指値注文する

    続いて注文方法です。

    今回は「指値」で1lot買ってみます。

    CFD原油先物指値注文
    (iclickCFD原油先物を指値注文する)

    • 初期画面では「成行」となっていますので「通常」を選択します。
    • 取引数量を1
    • 注文価格を低めの20に設定
    • 有効期限を翌週末に
    • 確認をタップします

    原油指値注文
    (注文確認画面)

    取引数量、価格、間違いがなければ注文をタップします。

  • STEP6
    ロスカットレートを変更

    以上で指値注文が完了しました。注文価格まで原油価格が下落すれば約定します。

    ただ、注意しなければならないのが「ロスカットレート」です。

    先ほどの注文を確認してみましょう。

    CFD原油先物注文確認
    (CFD原油先物指値注文確認)

    ロスカットレートは「自動」となっています。

    これを手動に切り替えます。

    注文項目をタップすると注文変更ができます。

    CFD注文変更画面
    (iclickCFD注文変更)

    iclickCFDロスカットレートの設定
    (CFDロスカットレート変更画面)

    注文指値価格を20にした場合、ロスカットレートは自動で19.36に設定されています。

    つまり、20で約定した後、原油価格がさらに下落し、19.36まで下がると、自動的に決済される設定です。

    ロスカットレートまでの幅が小さいので、レバレッジをかけずに堅実に行くために、ロスカットレートを広くしておきます。

    原油先物CFDロスカットレートを変更
    (ロスカットレートを13に変更)

    ロスカットレートを余裕を持たせるために

    19.36⇒13

    に変更しておきます。

    これで確認をタップします。

    原油先物注文完了
    (原油先物注文完了)

    これで注文完了です!

    後は約定するのを待つのみです。

このようにCFDも基本は株の注文等と同じく、指値注文で簡単に注文することができます。

投資軍師かんべえ
注文後に「ロスカットレートの変更」はしておくようにしましょう。

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原油ダブルブル2038に投資

ただ、CFDはFXと同じく、馴染みがない人も多いでしょう。

CFDを取引するに当たり、レバレッジ管理や価格調整についても理解がないと、危険です。

そういった方は、原油先物ETFに投資するのが良いと思います。

ETFであれば、一般の株と同じく、証券口座から取引ができます。

手数料・注文方法等も同じですから、難しくはありません。

ただ、どの銘柄に投資すればいいのか?

  • WTI原油価格連動型上場投信(1671)
  • ETFS WTI原油上場投資信託(1690)
  • (NEXT FUNDS)NOMURA原油インデックス上場 (1699)
  • NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油 ダブル・ブル ETN(2038)
  • NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油 ベア ETN(2039)

上記銘柄で特に注目したいのが「NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油 ダブル・ブル ETN(2038)」です。

この銘柄は過去に私も投資していました。今はほとんど保有していませんが・・・

では、もう一度チャートを見てみましょう。

原油ダブルブルチャート
(参照元:SBI証券原油ダブルブルチャート

元々、15,000円近くあった株価ですが、2016年には大暴落569円まで下がっています。

その後は、2,696円に回復。

そして今回の暴落で現在は300円台となっています。

当初の価格の20分の1まで暴落しているわけです。

では、原油先物価格と見比べてみましょう。

原油先物価格とダブルブルを比較(WTI原油先物チャートと比較)

2016年の暴落を見てみますと

WTI原油先物:100⇒25(4分の1)

原油ダブルブル:12,000円⇒600(20分の1)

ダブルブルであるにもかかわらず、暴落率が大きいです。

この点、調査中ですが、正直よくわかりません。(指標が円換算した額であるため。つまり、円高になると価格も下がる。2016年は100円割れまで円高が進んだ。)

連動指標がWTIではなくプラッツドバイ原油が連動であるとしても、2016年は3分の1程度の下落しかしていません。

ただ、2016年当時はあまり何もきにせず、原油価格に2倍に連動するETFと思って買い増した。

結果として、3000円近くまで回復しましたので、利益がでましたが、原油先物価格のチャートからしてももう少し回復しても良いものです。

早期償還、上場廃止のリスクもありますので、注意が必要です。

恐らく原油価格が回復すれば2倍のスピードで上がっていくとは思いますが、正直よくわかりません。

長期的に減価も続いていますので、原油価格が長期で高止まりし続けない限り、過去の株価10,000円台に回復することはないでしょう。

個人的にはETFよりCFDで投資する方が良いと思います。また、ETFでいくなら、レバレッジのかかっていないものが良いでしょう。

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原油先物投資におすすめの証券会社

原油投資おすすめ口座

原油先物投資におすすめの口座をご紹介しておきます。

CFDの場合とETFの場合とにわけておきます。

ETFは通常の上場株式と同じ取扱いになります。ですので、株式取引手数料の安い証券会社を選べば、原油ETFの手数料も同じく安くなります。

CFDおすすめ口座はGMOクリック証券の一択

CFDはGMOクリック証券CFD口座がおすすめです。

その他、DMMCFDサクソバンク証券等もありますが、手数料、スプレッド、取扱銘柄、使いやすさの観点からもGMOクリック証券が一番人気です。

口座名スプレッド取引手数料最大レバレッジ最小取引単位備考
GMOクリック証券CFD0.03ドル無料20倍10倍手数料も安く、とても使いやすい証券会社。国内米国viトレーダーのほとんどがここです。
DMM CFD
0.039ドル無料20倍10倍こちらもDMMブランドでGMOに引けを取らないスペックの高さ。取扱商品がまだ少ない。
サクソバンク証券
0.05ドル無料20倍25倍コストは高いですが、取扱銘柄が多く、国内株のCFDも可能。
IG証券0.028ドル無料20倍100倍外資系証券会社。最低取引数量が100倍なので個人投資家には不向き。
(原油先物CFD口座各社比較 2020年3月時点)

まず、サクソバンク証券やIG証券等の外資系証券会社は「最小単位」が大きいです。

サクソバンク証券は20倍から、IG証券は100倍からでないと取引ができません。

ですので、資金が必要ですし、ハイレバレッジが想定されています。

その点、GMOクリック証券、DMMCFDは10倍から取引ができます。

DMMCFDは原油先物は取扱っていますが、米国viが無かったり等、GMOクリック証券と比較すると取りつかい銘柄の少なさが目立ちます。

以上により、原油先物CFDならGMOクリック証券CFD口座がおすすめですね。

GMOクリック証券で
原油投資を始める

米国vi等、他の銘柄でGMOクリック証券を使っているのであれば、ほぼ同じスペックのDMMCFDで口座を分けておいた方が良いでしょう。複数銘柄を同口座で保有するとレバレッジ管理が難しくなりますからね。

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原油先物ETFにおすすめの口座

CFDではなく、原油先物ETFで投資をするならどうでしょうか。

ETFの場合、取引手数料等、通常の株式取引と同じです。

株取引をするならどの証券会社を選べばいいか?という観点で判断すれば良いでしょう。

(証券会社現物株式手数料 2019年5月時点)
証券会社名約定代金
10万円以内
約定代金
20万円以内
約定代金
50万円以内
約定代金
100万円以内
約定代金
200万円以内
松井証券無料無料無料1080円2160円
DMM株86円104円194円367円648円
ライブスター証券86円104円260円367円648円
カブドットコム証券97円194円270円1,0692,041
GMOクリック証券95円105円260円470円900円
SBI証券97円113円270円525円994円

おすすめは松井証券です。

1日約定代金が50万円未満であれば手数料が無料になるからです。

この点、原油先物ETFは1株、10株単位で取引ができるものが多く、1日にの約定代金を50万円未満に抑えることは容易にできます。

そのため、実質手数料無料で取引をすることができます。

株式取引も併用して、1日の約定代金が50万円を超える場合はSBI証券が良いでしょう。

また、カブコム証券は貸株サービスも充実していますし、投資信託等の取扱も多いので、他にも利用するなら、大手証券会社が良いでしょう。

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原油先物に投資する際の注意点 ETFもCFDも長期保有は安全ではない

原油先物投資の注意点 長期投資

最後に原油先物投資に関する注意点です。

それはETFでもCFDでも長期保有していつか上がるのを待つという投資法は安全ではないということです。

まずETFですが、先ほどの原油ダブルブルとWTI原油先物価格を比較したチャートをもう一度見てみましょう。

原油先物価格とダブルブルを比較

この通り、ダブルブルは原油先物価格の戻りに対して、あまり価格が戻っていません。

大きな理由が上述した通り、コンタンゴによる減価です。
価格調整差額の項目参照)

原油先物は毎月、期先の価格に乗り換えていますので、原油価格の低迷が続くと、毎月コンタンゴが起き、そして、また原油価格が下落するというのを繰り返します。

そして、それを連動指標とするETFはどんどん株価を下げています。実質ETFといえで株価に底がありません。

長く減価が続くと、元値に戻るためには、長期間高騰が続かなければなりません。

また、ETFには年1%以下の信託報酬もかかります。これも株価に反映されます。

ですので、WTI原油先物チャートを見て、いつか回復するだろうと考えて投資するのはちょっと問題があります。

ただし、逆に原油価格が高騰を長期間続ければ、コンタンゴと逆のバックワーデーションが起きますので、戻る可能性はゼロではありません。

では、CFDなら長期保有しても安心か?

それも、上述した通り、安全ではありません。

WTI原油価格チャートは底堅く見えますが、これも毎月価格調整をした結果です。

CFDで長期保有し、原油価格が長期間安いままだと、毎月コンタンゴが発生するので、実質底なしの状況と同じになります。

詳しくは「価格調整差額」の項目をご覧ください。

要はCFDもETFも無限ナンピンで勝てると思うのは間違いであるということはご理解ください。

いずれも投資のタイミングが重要となってきます。

まとめ

以上、原油先物に投資する方法についてご紹介しました。

  • 原油価格暴落はロシア・サウジ減産拒否によるもの
  • 今後どこまで下がるが未知数だが、交渉が進めば回復する可能性はある
  • 原油先物に投資する方法としては主にETFとCFDがある
  • コスト面からもCFDがおすすめ
  • CFDは証拠金取引、レバレッジ、価格調整の理解は必須
  • CFD口座はGMOクリック証券がおすすめ

原油価格は定期的に暴落と暴騰を繰り返しています。

シェールガス革命があったとはいえ、まだまだ産出コストも高く、依然として原油の需要は続きそうです。

暴落がどこまで続くかわかりませんが、今後の交渉次第では回復もあるとみて、投資するというのも一つの選択肢です。

私も様子を見つつ、少額から投資チャンスをうかがってみたいと思います。

以上、最後までお読みいただきありがとうございます。投資はくれぐれも自己責任・自己判断でお願いいたします。

GMOクリック証券で
原油投資を始める

関連記事:原油先物に連動する通貨ペアの投資解説

動画解説

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カテゴリ: CFD, 株投資

“原油価格暴落は投資のチャンスか?【原油先物に投資する方法】” への4件の返信

  1. 原油価格が下落方向にある為、投資を考えています。

    手元資金:100万円
    保有年数:3~5年
    上記内容でベストな投資方法をご教授願います。

    • 絵村さん、初めまして。
      コメントありがとうございます。
      投資の直接的な助言はできませんので上記記事を参考にしてください。
      また、メルマガも参考にしていただけますと幸いです。

  2. 初めまして
    NEXT NOTS 日経・TOCOM原油 ダブル・ブルETN(2038)は、価値が0円になったり上場廃止になる事もあり得ますか?
    もしあるならば、その際のWTIの価格はいかほどの時でしょうか

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