★サクソバンク証券のCFD口座であれば海外の個別株・日本株もトレードをすることができます。
信用取引と違いCFDは限月がなく、1株からでも取引ができるCFD口座の特徴を生かし、今後、株価が暴落するであろう不正銘柄や衰退銘柄を狙った空売りトレードに挑戦してみたいと思います。
ども。投資軍師のかんべえです。
前々から気になっていたことで、不正銘柄や業績不振銘柄を狙って空売りを仕掛けて儲けることができないか?ということです。
信用取引で一応空売りはできるのですが、信用取引は限月というものがあり、大体3~6カ月でいったん手仕舞いしなければなりません。
また、信用取引の空売りは貸株料や逆日歩といった維持コストもかかりますので長期保有には適していません。比較的短期的なトレードに限定されています。
いつ暴落するのかがわかればいいのですが、3~6カ月以上たっても株価が下がらなければ一旦、損切決済をしなければならなくなります。
すると、また証拠金を積立なければならず、なかなか利益を上げるのが難しそうな感じです。
そこで、他に方法はないかと調べてみると、サクソバンク証券のCFD口座であれば、無期限に日本株の空売りを保有できるということがわかりました。
恐らく保有コストとかはかかるんでしょうが、実際どんなものか気になります。
ちょっと馴染みがないサクソバンク証券ですが、挑戦するつもりでCFD口座で空売りにトライしてみたいと思います。
目次はこちら
CFDとは?
CFD(contract for difference)は差金決済取引と呼ばれ、CFD口座に一定の資金(証拠金)を預けて、株価指数、商品先物、個別株といったものを取引をします。
CFD市場では最終的に決済することを前提とし、決済差額の利益が口座残高を増やしてくれます。
FXが為替を取引しているのに対して、CFDはそれ以外の原油等の商品先物、株価指数、個別株式を取引しているという感じです。
CFDもレバレッジをかけることができますが、FXが25倍であるのに対して、CFDは概ね5倍以内のレバレッジになります。CFDもFX同様、証拠金以上の損失が出れば強制決済(ロスカット)されてしまいます。
CFD口座は日本の会社であればGMOクリック証券 やDMM.com証券がお馴染みですが、両社は取扱商品がそれほどなく、主に株価指数先物や商品先物に限られており、個別株式は一部の海外株式に限られています。
ですが、サクソバンク証券のCFD口座であれば日本株もCFDで取引することが可能なんです。
サクソバンク証券のCFD口座であれば日本株のCFDトレードが可能
サクソバンク証券のCFD口座であれば、日本株のトレードも可能です。
話題の東芝や任天堂、神戸製鋼といった有名企業銘柄を中心に250社以上の日本株を取引することが可能です。
主に東証一部上場企業がほとんどですが、主要な日本株をCFDで取引をすることが可能です。
CFDであれば1株から取引ができますので、任天堂のような株価が40,000円を超えるようなものも取引ができますし、空売りも可能というわけです。
また、信用取引と違い無期限で保有することができるという点も魅力です。
ただ、空売りの場合、ファンディングコストというものが発生します。ファンでぃぐコストは株数×公式株価終値×適用金利 で計算されます。銘柄によってことなりますが、年利2~3%ほどのコストがかかってくるようですね。
このあたり、実際にどれくらいかかるのかは、口座を開設し、このブログでも検証結果を報告させていただきますので、お待ちください。
海外株もトレード可能 ドイツ株、イギリス株までも取引可能
サクソバンク証券の魅力は日本の証券会社に扱っていないような海外株までも取引ができます。
米国株、中国株はもちろんのこと、ドイツ株、イギリス株といった日本の証券会社では扱っていないような欧州株も取引ができます。
一時期話題だったフォルクスワーゲンの株も取引可能です。
その他、海外株価指数、VIX指数といったものも。ちょっと興味がありますね。
サクソバンク証券を使った空売りに挑戦!不正株の戻り売り、衰退業界の長期空売りを狙ってみます。
では、このサクソバンク証券のCFD口座を使って何をするか。
それは、不正銘柄・業界衰退銘柄を狙った空売りです。
まずは、不正銘柄ですが、例えば、東芝や神戸製鋼といった最近ニュースで話題の不正銘柄。
こういった銘柄は何かマイナスなニュースがあると、株価が大きく下がる傾向があります。不正の全容が明らかではない今、もっと株価を下落させる出来事が出てくるかもしれません。
不正が起きた2016年2月の時は株価が155円まで下がっています。その後、落ち着き、475円まであがりましたが、再び下落、178円まで下がり、344円まで回復、220円、347円と、乱高下を繰り返しています。
こういった不正があった銘柄は下がりやすいというわけですね。
不正発覚で2017年10月には株価が774円にまで下がっています。その後、1,129円まで回復、これが戻り売りのチャンスだったかなという感じで再び下落を始めています。
ちょっとギャンブル感覚ですが、こういった不正銘柄は空売りのチャンスがありますよね。空売り規制が入る前に狙ってみたいものです。
また、これから衰退するであろう業界やちょっと上がりすぎたんじゃないかなといった銘柄も空売りを狙いたいです。
例えば必要性が疑問視されている地銀業界は気になりますね。サクソバンク証券でもあおぞら銀行、千葉銀行、広島銀行、静岡銀行といった地銀銘柄も取り扱っています。こういった銘柄の空売りを長期保有するというのも面白かなと思っています。
その他、最近株価が少し上がりすぎている任天堂(7974)も気になりますね。
任天堂Switchの影響もあり、株価が45,000円とかなり高くなっています。
ただ、一時期は10,000円台が通常でしたので、少し高くなりすぎているかなとも思います。ゲーム機は時間が経てばどんどん陳腐化していきますので、また、別の会社のゲームが流行すれば、株価は元の位置に戻ることが予測されます。
どこまで上がるかがわからないのですが、50,000円付近で売りを入れたいなと思っています。
通常の証券会社であれば100株単位ですが、CFDであれば1株から取引ができます。ですので、任天堂のような大手企業もサクソバンク証券のCFD口座であれば、数万円程度の証拠金でも空売りが可能というわけです。もちろん、買うこともできますよ。
このような感じで、株価が下がりそうな銘柄を中心に長期的な空売りを仕掛けたいと思っています。フォルクスワーゲン等の海外株も狙うかもしれませんが、基本は日本株でいきます。
ただし、あくまでも遊び程度の余裕資金で 基本は長期バリュー投資を軸に
ただし、あくまでも空売りは遊び感覚です。
基本はウォーレンバフェットの考えの通り、長期バリュー投資をモットーに素晴らしい企業をそこそこの価格で買い、長期保有を続けたいと思っています。
あくまで余裕資金で、少額でコツコツ試してみたいと思います。
次回は実際に口座を開設し、空売りを始めてみます。
サクソバンク証券のCFD口座であれば1株から日本株空売りが可能ですので、不正銘柄の戻り売りを中心に空売りに挑戦してみたいと思います。
本当に空売りが可能なのか、長期保有するとどのくらいコストがかかるのかといった実際のところは次回に書きたいと思います。
ではでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。投資はくれぐれも自己責任でお願いいたします。
※2018年12月27日追記:暴落もあり空売り成功中
神戸製鋼空売り決済しました♬ pic.twitter.com/sYye95FVUe
— かんべえ@投資軍師 (@kanbei_toushika) 2018年8月17日
空売りCFDは良い感じだなあ。 pic.twitter.com/ypKVYG9ozd
— かんべえ@投資軍師 (@kanbei_toushika) 2018年10月26日
最近の暴落のおかげで株の空売りが決済できてた #CFD pic.twitter.com/pGMQieHJDv
— かんべえ@投資軍師 (@kanbei_toushika) 2018年12月27日
神戸製鋼、東芝や地銀といった今後下火になりそうな銘柄を空売りしていましたら、最近の暴落もあり空売りはうまく利益が出ています。
また、詳しく記事にしたいと思います。
同じような投資に関心があり、非常に勉強になります。
一点疑問点がありまして、逆日歩と同等の金額を借入金利(貸株金利)の名目で払うことになるのではないでしょうか。IG証券ではかかるようです。
かからないとしたら二社の組み合わせでより有利な戦略ができる可能性もあるかと思い質問させて頂きました。