ども。投資軍師のかんべえです。
ここでは堅実投資のために私が実際に使っている口座を紹介します。
口座選びはとても大切です。
特にFX口座は業者によってスペックが全然違いますし、取引のlotも違いますし、ロスカットしてほしいがためにリスクの高い通貨や投資法を過剰にプロモーションをしているところもあるので特に初心者の方は注意が必要です。
そして、このブログでは、一攫千金を狙うようなギャンブル投資はしません。
堅実に稼ぐための投資を実践し、投資で食えるようにしていきたいと思っています。
私も過去に色々と投資の失敗をしました。
目先の利益だけを見て、日経平均先物、高利回りの通貨に突っ込んだり、分配金の高いよくわからない投資信託を買ったり、レバレッジがかかったVIXやインバースなどのETF、草コイン投資など。数々の失敗をしてきました。
それもすべて「早く簡単に金持ちになりたい」という思いがあったからのだと思います
しかし、ウォーレンバフェットも言う通り、そのような考えでは一時的には稼げても長期的にはいつまでたっても金持ちになれないことに気づかされました。
今後は堅実投資一本に絞り、コツコツ資産を積み上げたいと思います。
今回は実践している堅実投資に対応する口座を紹介しますので、特に投資初心者の方には参考にしていただきたいです。
目次はこちら
かんべえが実践している堅実投資
本題に入る前にまず私が実践している堅実投資をまとめておきます。
- FXスワップ投資
- 円高対策ユーロ円売り
- 米国株投資
- テーマ株投資
- 米国VIのショート
そして対応するFX口座はこちらです。
口座名 | 投資法 | おすすめポイント | 評価 |
SBI FXトレード | FXスワップ投資 ・米ドル積立 ・円高対策ユーロ円売り ・米ドルユーロ円両建て投資 | 1ドルから投資ができるのが最大のメリット。 コツコツ小刻みに積立投資をすることができるので、決済利益も得やすいです。 米ドル円スプレッド0.27銭、スワップ80円前後もつきます。 スペックも高く、大変動時もスプレッドが安定しているので、長年重宝しています。 | ★★★ |
LIGHT FX | 南アフリカランドスワップ投資 | みんなのFXと同系列ですが、南アフリカランドのスワップの高さに強みを持っています。 | ★★★ |
みんなのFX | メキシコペソスワップ投資 | 新興国通貨のスワップの高さが魅力です。 | ★★ |
ヒロセ通商 | トルコリラスワップ投資 | トルコリラのスワップの高さを長年キープしているので使っています。 大変動時にスプレッドが拡大する傾向があるので、レバレッジは低くしています。 | ★★ |
GMOクリック証券CFD | 米国VIショート | 非常に使い勝手がいいですね。 米国VIしか取引していませんので 他口座との違いがあまりわかりませんが、問題なく使えています。 | ★★★ |
松井証券 | テーマ株投資 | 1日約約定代金50万円未満無料ですので、小型株を買うには適しています。 テーマ関連株を探すのにも便利なツールがあります。 約定代金が大きくなると手数料が割高になるのでその時は別口座へ移行予定。 | ★★★ |
SBI証券 | 米国株投資 | 米国株投資に使っています。使いやすさも問題なしです。 ただ、2018年が外資系のサクソバンク証券が海外株口座を始めました。 そちらの方が、手数料も安く、取扱銘柄も多いようですね。 | ★★ |
FXスワップ投資はメインは米ドルです。
南アフリカランド、メキシコペソ、トルコリラにも投資していますが、これらはリスクがあり、実質利回りは低いということがわかりましのたで、ポジションを減らしていっています。
その他、各投資法の詳細はTOPページにまとめていますのでこちらも併せてご覧になってください。
以下より、各投資に対応した口座をより詳しく紹介します。
FX口座
まずはFX口座です。
FXスワップ投資と円高対策のためのユーロ円売りに適している口座です。
私が実際に使っている口座は
- SBI FXトレード
- LIGHT FX
- ヒロセ通商
- みんなのFX
です。
以下、順にご紹介いたします。
SBI FXトレード ★★★
まず堅実投資を実現するのになくてはならないのが「SBI FXトレード」です。
もう私も5年以上使っています。
SBI FXトレードはFXスワップ投資(米ドル積立スワップ投資)、円高対策ユーロ円投資に使っています。
SBI FXトレードを使っている理由は以下です。
- 米ドル円のスワップ金利が高い
- 米ドル円のスプレッドが狭い
- ユーロ円売りのスワップがプラス
- ユーロ円売りのスプレッドが狭い
- 1通貨単位で取引ができる 重要
- スプレッドがほとんど広がらない
- 過剰なプロモーションがない
SBI FXトレードはまず、米ドルのスワップ金利が高いです。10,000ドル当たり1日80円前後発生します。(2019年5月時点)
スワップの金額が一定と仮定すると
80円×365日=29,200円
1ドル110円とすると
110円×10,000ドル=1,100,000円
想定利回りは
29,200円÷1,100,000円=2.6%
と、2%を超えています。
ユーロ円売りのスワップもプラスですので、長期保有しても
さらに
- 米ドル円スプレッド:0.27銭
- ユーロ円スプレッド:0.39銭
コスト的にも優秀です。
そして何より1通貨から取引ができるのがすごいです。
FXをこれから始める人は特に知っておいていただきたいのですが、ほとんどのFX口座は1000通貨単位、10,000通貨単位でしか取引ができません。
有名なDMMFXやGMOクリック証券も10,000通貨単位での取引です。
10,000通貨ということは10,000ドルです。日本円にすると1,000,000円を超えてきます。
これが当たり前と思ってしまうと、FXはハイリスクハイリターンな投資だけしかできないと思われてしまいます。
初心者の人はうっかり間違えてしまうと、いきなり10,000ドル単位の投資をしてしまうことになり、すぐに証拠金を失ってしまうでしょう。
どのような投資スタイルにするにしても、まずは小lotで取引をすることをおすすめします。
その点、SBI FXトレードは1ドルから取引ができます。少額で取引してもコストは変わりません。
私はSBI FXトレードを使い
- 円高になれば300ドルずつ米ドルを買う
- 円安になれば米ドルを決済しつつ、300ユーロずつ、ユーロ円売りをする
- また円高になればユーロ円売りを決済しつつ、ドル円を買う
このような感じで、10銭~50銭単位で注文を入れて、コツコツ稼いでいます。
ドル円が買い、ユーロ円売りの状況です。ユーロ円売りを少し決済しておきましょうかね。 pic.twitter.com/zHTd4UtAq2
— かんべえ@投資軍師 (@kanbei_toushika) 2019年4月25日
以前のツイートですが、この手法でスワップポイントは両通貨ペアともコツコツ増やしながら、円高の時はユーロ円売りが儲かり、円安の時はドル円が儲かるという両建てに近い手法を実践しています。
参考:FX両建てはドル円買いとユーロ円売り両建て戦法の方がおすすめできる。
FX初心者の人もまずは100~300ドル単位で取引を初めて見るのがおすすめですね。
また、SBI FXトレードは大変動時もスプレッドが広がらないことで有名です。過剰なプロモーションもなく、顧客の利益をしっかりと考えてくれるFX会社だと私は評価しています。
FX米ドル積立投資、ユーロ円売りに適してるSBI FXトレード、私も自信を持っておすすめできる口座です。
LIGHT FX ★★★
「LIGHT FX」は南アフリカランド円のスワップ金利の高さに強みを持っています。
スプレッド0.9銭も業界トップクラス、1,000通貨単位で取引ができ、総じてスペックの高い口座です。
私も南アフリカランド投資に使っています。
みんなのFXと同系列のトレイダーズ証券が運営。
ヒロセ通商 ★★
続いて「ヒロセ通商」です。
これは私が2016年から投資をしているトルコリラ用の口座として使っています。
ヒロセ通商はトルコリラのスワップ金利が高く、10,000リラあたり50~60円ほどつき、ここ数年安定して高いスワップを維持しています。
ただ、「トルコリラをFXで3年半投資し続けて実感したリスクと本当の利回り」でも書きましたが、結果として、トルコリラ投資は失敗しております。
詳しくは記事を見ていただきたいですが、トルコリラは確かにスワップ利回りが10%以上あり高いのですが、その分、下落スピードも速く、結果として、1円も利益を得ることができていません。
トルコリラに投資するのではなく、その資金を米ドルに充てていれば、もっと稼げていたと思います。
ですので、現在はトルコリラのポジションを減らしていき、サブの口座として使っています。
堅実投資とは程遠いのですが、ラッキーでトルコリラが上がってくれた時に決済できるように少しポジションを残しています。
ヒロセ通商は「トルコリラが熱い」といった過剰なプロモーションが多く、また、暴落時にはスプレッドが大きく広がり、いわゆるロスカット狩りの可能性もありますので、強くおすすめはできません。
ただ、トルコリラのスワップは安定しており、1000通貨単位で取引ができるというのはいい点ですね。
みんなのFX ★★★
続いて「みんなのFX」です。
みんなのFXもトルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソのスワップ金利が高く、高金利スワップ投資狙いで使っています。
みんなのFXもヒロセ通商に劣らずスワップ金利が高いです。(2020年2月時点)
- トルコリラ:1日60円(10,000リラ)
- 南アフリカランド:1日120円(100,000ランド)
- メキシコペソ:1日110円(100,000ペソ)
私はメキシコペソ投資用に使っています。
メキシコペソ投資もまだまだ分析が足りていませんが、トルコリラ同様に長期で考えるとメインにすべきではないと思います。
あくまでサブとして、メキシコバブルなど、何かのきっかけで上昇したときに決済できるよう少額で投資をしていきます。
メキシコペソ投資についてはこちらをご覧ください。
メキシコペソ積立FX投資を本格始動!スワップ金利と将来性に期待
みんなのFXの詳細・評判はこちら
みんなのFXの評判が高い!スワップとスプレッドが他社を圧倒し始めている件について
FX口座まとめ
以上私が実際に使っている
- SBI FXトレード
- ヒロセ通商
- みんなのFX
について紹介しました。
私も過去にはスワップ金利の高さに目がくらみメキシコペソやトルコリラ等に投資していたため、新興国通貨に強い、ヒロセ通商やみんなのFXも使っていますが、メインは堅実投資である米ドル、ユーロ円売りです。
ですので、これからFXスワップ投資を堅実にされる方は「SBI FXトレード」を一つ持っておけばいいでしょう。
SBI証券:米国株投資
続いて米国株投資です。
国内で米国株投資ができる中では、SBI証券、マネックス証券、楽天証券です。
これは各社手数料等、それほど差はないのですが、私はSBI証券を使っています。
取扱銘柄も多く、安定していますね。
ただ、2018年より外国株投資の取扱いを始めたサクソバンク証券海外株口座の方が手数料が安いようですね。
私はもうSBI証券で取引を始めてしまっているので乗り換えは面倒でやっていませんが、これから始める方はコスト面からサクソバンク証券もありですね。
米国株、アップルとコカ・コーラを買っていましたけど、どんどん含み益が増えますね。やはり米国株はすごいなあ。まあ、円安・安定相場だからだと思いますが。これからも優良企業銘柄がガクッとさがったときを狙って買いをいれたいですね。#米国株 pic.twitter.com/td0Wm1CyjR
— かんべえ@投資軍師 (@kanbei_toushika) 2019年4月11日
米国株投資はアップルやコカ・コーラといった優良銘柄が何かのきっかけで下がったときをを狙って買うようにしています。
参考:米国株の少額積立投資も可能に!SBI証券が最低手数料を無料に改定
松井証券:国内株式(テーマ株投資)
続いて国内株式の口座です。
投資の手法はいわゆる「テーマ株投資」という投資法で、今後、大きくなるビジネスを予測して、それに関連する銘柄を買っておくという手法です。
- ドローン
- 電柱地中化
- 自動運転車
- ワイヤレス給電
- 5G
- カジノ
- キャッシュレス
- インフラ系
- ブロックチェーン
などなど、今後、大きな波が来るであろうビジネスに関する銘柄を買っておくという手法です。
基本はどの証券口座でも問題ないのですが、こういったテーマ株投資には松井証券のテーマ投資ガイドというツールを使うのが便利です。
ビジネスやトピックニュースに関連する銘柄を検索することができますので、テーマ株投資の銘柄選定にはおすすめです。
また、松井証券は1日の約定代金50万円未満であれば手数料が無料であるという点は大きいです。
テーマ株投資は小型株銘柄も多いので、1日約定代金50万円未満に抑えることができます。
例えば
ドロー銘柄のブイキューブ、電柱地中化のイトーヨーギョー、インフラ系の環境管理、キャッシュレスのフォーサイド、自動運転車銘柄のケンウッドなど
株価が1000円未満のものがほとんどですので、1日約定代金をできるだけ50万円未満にして、買っておくのをおすすめします。
資金が潤沢にあり、投資額がもっと大きくなる方は、SBI証券、カブドットコム証券、手数料の面だけでいくとGMOクリック証券の方が手数料が安くなるので、そういった方は別の口座で。
GMOクリック証券CFD:米国VI
最後に、米国VIのショートに使っているGMOクリック証券CFD口座も紹介しておきます。
CFDとはFXの商品先物バージョン、指数先物バージョンという感じですね。
それで、私は米国VIのショートのみを実践しています。
米国VIは投資家の恐怖指数に連動している指数先物です。
要は米国VIは株価が暴落すると上昇し、株価が安定上昇しているときは下がる傾向にあります。
それで私はなぜショートだけなのかといいますと、相場はほとんど場合、動かないからです。特に最近の相場は安定しがちです。
そんなとき、米国VIのショートをしておけば、相場安定時にもどんどん米国VIの価格が下がっていき、(実際にはチャートは下がっていないが、月初あたりに価格調整差額として分配されていく)利益が出てくるという算段です。
私は株価が暴落してしばらく落ち着いてから売るようにしています。大体米国VIの価格が25ポイントあたりから売りをいれる手法です。
安定相場では米国VIがいいですね。じわじわ含み益。15ptで決済したいですね。#CFD pic.twitter.com/0R51yEN95J
— かんべえ@投資軍師 (@kanbei_toushika) 2019年2月21日
以前のツイートですが、26ポイントあたりで売りを入れていましたので、利益が出ました。
このような感じで、米国VIのショートでもコツコツ稼いでいけるか実践しています。
ちょっと初心者の方にはとっつきにくいかもしれないので、投資に慣れてきてから挑戦するようにしてください。私も記事でできるだけわかりやすく解説するようにしたいと思っています。
補足:自動売買や両建てのための口座は不要です
個人的な見解ではありますが、最近流行の自動売買口座や両建てのためのFX口座は不要です。
自動売買もやっていることはナンピン、下がったら買い、上がったら売るを繰り返しているだけです。私のやっていることとほとんど同じです。
にもかかわらず、スプレッドが10倍以上広くなる自動売買口座を使うのは損です。
もちろん、レバレッジをかけて細かな値幅で自動売買をするなら、手動は大変だと思いますので、自動売買を使う利もあるかもしれませんが、それは、堅実投資ではありません。
レバレッジをかけると、大変動時にロスカットされてしまいます。それでは平常時は稼げても、大変動時に一気にいままでの儲けがなくなってしまいます。
また、両建てもリスクが高いです。平常時はいいかもしれませんが、大変動時に片方の口座だけロスカットされるなど、今までの儲けが吹き飛んでしまいます。つまり、資産の構築にならないということです。
簡単に楽に稼げる方法はありません。堅実コツコツ稼ぐことがトータルでの利益が大きくなることを伝えていきたいです。
参考:トラリピ等の自動売買FXのリスクとおすすめできない理由について
まとめ
以上、投資手法も合わせると、長々と説明してしまいましたが、私が実際にメインで使っている口座は以上の通りとなります。
改めて表にまとめとおきたいと思います。
口座名 | 投資法 | おすすめポイント | 評価 |
SBI FXトレード | FXスワップ投資 ・米ドル積立 ・円高対策ユーロ円売り ・米ドルユーロ円両建て投資 | 1ドルから投資ができるのが最大のメリット。 コツコツ小刻みに積立投資をすることができるので、決済利益も得やすいです。 米ドル円スプレッド0.27銭、スワップ80円前後もつきます。 スペックも高く、大変動時もスプレッドが安定しているので、長年重宝しています。 | ★★★ |
LIGHT FX | 南アフリカランドスワップ投資 | みんなのFXと同系列ですが、南アフリカランドのスワップの高さに強みを持っています。 | ★★★ |
みんなのFX | メキシコペソスワップ投資 | 新興国通貨のスワップの高さが魅力です。 | ★★ |
ヒロセ通商 | トルコリラスワップ投資 | トルコリラのスワップの高さを長年キープしているので使っています。 大変動時にスプレッドが拡大する傾向があるので、レバレッジは低くしています。 | ★★ |
GMOクリック証券CFD | 米国VIショート | 非常に使い勝手がいいですね。 米国VIしか取引していませんので 他口座との違いがあまりわかりませんが、問題なく使えています。 | ★★★ |
松井証券 | テーマ株投資 | 1日約約定代金50万円未満無料ですので、小型株を買うには適しています。 テーマ関連株を探すのにも便利なツールがあります。 約定代金が大きくなると手数料が割高になるのでその時は別口座へ移行予定。 | ★★★ |
SBI証券 | 米国株投資 | 米国株投資に使っています。使いやすさも問題なしです。 ただ、2018年が外資系のサクソバンク証券が海外株口座を始めました。 そちらの方が、手数料も安く、取扱銘柄も多いようですね。 | ★★ |
以上の通りとなっています。
もちろん、どの口座を使ってもらっても、投資は勝つことができますし、私の使っている口座を使っても勝てるかどうかとは無関係です。
ただ、FX口座ですと10,000通貨単位での会社もありますし、SBI FXトレードでないと、100ドル単位での取引ができませんので、堅実投資のためには必要になってきます。
1日約定代金10万円未満手数料無料の松井証券も、やはり堅実投資には必要でしょう。
手数料もチリが積もれば山となりますので、抑えれる出費は押さえていくべきです。
もちろん、上記の口座が完璧であるわけではありませんので、また、さらにいい口座を見つけましたら、情報を更新していきたいと思います。
以上、少しでもお役に立てれば幸いです。投資は自己責任でお願いいたします。