ども。投資軍師のかんべえです。
今回はFX口座情報です。
FX会社によっては1通貨(つまり1ドル)といった少額から取引ができる会社があります。
改めてまとめておきます。
目次はこちら
FX会社ごとに「最小取引通貨単位」が異なるので要注意
FXは会社ごとに1回当たりの最小の取引単位が異なります。
通常は1,000通貨単位、10,000通貨単位です。
また、1lotは10,000通貨で、0.1lotで取引しなければならなかったりと、FX会社によって表記が異なる場合もあります。
また、海外FX会社ですと、1lotが10万通貨単位だったりします。
CMでお馴染みのDMM社やGMO社は最小取引通貨単位が10,000通貨です。
何も知らない初心者の人が、なんとなくで知名度のある口座を選んでしまうと、いきなり10,000通貨の取引を強いられてしまいます。
10,000通貨ということは米ドルですと10,000ドルです。つまり1回当たりの取引額が110万円ほどとなります。
レバレッジ25倍までかけれますから、口座資金10万円前後でも始めることはできますが、いきなりハイレバトレードです。
正直おすすめしません。
FX会社によっては1,000通貨、そして、1通貨でも取引ができる会社あります。
初心者の方、少額から取引をしたい方、低レバレッジ堅実投資をしたい方は1通貨から取引ができる口座を選ぶのがおすすめです。
1通貨から取引ができるFX会社まとめ
1通貨から取引ができるFX会社は以下の通りです。
FX会社名 | 最低取引通貨単位 | ドル/円 スプレッド | ユーロ/円 スプレッド | 豪ドル/円 スプレッド |
SBI FXトレード | 1 | 0.17銭* | 0.39銭* | 0.69銭* |
MATSUI FX | 1 | 0.2銭 | 0.5銭 | 0.7銭 |
OANDA Japan | 1 | 0.4銭 | 0.7銭 | - |
マネーパートナーズ | 100 | 0.3銭 | 0.5銭 | 0.6銭 |
*ただし、取引数量によって変化
SBI FXトレード
私も長年愛用している口座です。
SBI系列の講座ですが、SBI証券のFX口座とは別会社で、スペックも違います。
SBI FXトレードは1通貨から取引ができるにもかかわらず、スプレッド、スワップ共にトップクラスです。
為替大変動時にもスプレッドの拡大があまりなく、長年高スペックを維持しています。
私はこの口座で「ドル円買いユーロ円売り両建て」といった堅実トレード手法を続けています。
詳しくは記事参考ですが、ユーロ円売りのスワップがプラスなため、長期的に円高時も円安時も利益を得ることができています。
また、当サイト限定で5000円キャッシュバックもつくようになりました。
初心者から中上級者の方にもおすすめの口座ですね。
MATSUI FX
2021年より松井証券のFX口座「MATSUI FX」ができました。
こちらも1通貨から取引ができるということで、話題を呼んでいます。
スプレッドも狭く、スペックも高く、十分に使える口座であると私も評価しています。
SBI FXトレードとは別に口座を持っておきたい場合等、二番手としておすすめの口座ですね。
OANDA JAPAN
ちょっと馴染みがないかもしれませんが、外資系のOandaJapanも1通貨から取引が可能です。
スプレッド、スワップはちょっと劣るものの、マイナー通貨の取扱いが多く、コアなファンが多いようですね。
マネーパートナーズ
最後にマネーパートナーズです。
こちらは1通貨ではありませんが、100通貨から取引が可能です。
1通貨から取引ができる口座でも、概ね100通貨以上から取引するでしょうから、100通貨単位でも少額投資・堅実投資は問題なくできますね。
スプレッド等やや劣りますが、マネパの連続予約注文が人気で、トラリピ等と同様、狭い値幅で何度もリピート売買したい方にはおすすめです。
まとめ
以上が1通貨、100通貨単位で取引ができる口座です。
個人的には100通貨単位での取引がおすすめです。
100通貨、例えば100ドルであれば、1万円ほどです。
月1万円から米ドルに100ドルずつ投資等、外貨資産運用として、FXを使うことができます。
スワップ金利を得つつ、値上がりすれば、売買もして利益を得る。手数料がほとんどない定期預金のような感じで堅実な資産運用に使うことができますね。
リスクを低く毎月100ドルずつ投資する方法も解説していますので参考に
⇒リスク低くFXを始める方法【レバレッジ1倍で毎月100通貨ずつ積立】
ドル円買いユーロ円売りで重宝
上述しましたが、SBI FXトレードは「ドル円買いユーロ円売り両建て戦法」におすすめです。
ドル円買いユーロ円売り両建て戦法は
- 一つの口座でドル円買いとユーロ円売りを両建てする戦法
- 円安時にドル円買いを利確し、ユーロ円売りを仕込む
- 円高時はドル円買いを仕込み、ユーロ円売りを利確
- 平常時は両通貨からのスワップ金利を得る
- レバレッジは2倍以内
- 相場がどんな状況でも利益を得る
このような手法です。
レバレッジを低く保つためには小刻みに100ドル単位、100ユーロ単位で取引をする必要があり、また、ユーロ円売りのスワップがプラスであるSBI FXトレードが適していますね。
また、最近始まったMATSUIFXもユーロ円売りスワップがプラスですので、適していますね。
- 1ドルから取引できる
- スプレッドが狭い
- ドル円のスワップが高い
- ユーロ円売りのスワップがプラス
- 大手SBIグループで安定
- 私も長年愛用しており、使いやすさ、スペックの高さは自信をもっておすすめできます。
なにより100ドル単位から取引がスタートできるのが魅力ですね。
口座開設は以下より
⇒SBI FXトレードでドル円買いユーロ円売り両建て戦法を始める
※現金5000円キャッシュバックキャンペーン中です。
南アフリカランド、メキシコペソはあえて不要か
一方、新興国通貨をトレードするなら、あえて、1通貨から取引をする口座でなくても良いでしょう。
なぜなら、南アフリカランド、メキシコペソ、ともに5~8円ほどですので、1000通貨でも1万円以下の取引になるからです。
1000通貨単位の業者にも選択肢が増えますね。
ちなみに私はスワップの高さから、南アフリカランドはLIGHT FX、メキシコペソは皆のFXを使っています。
まとめ
以上、1通貨から取引ができるFX口座をご紹介しました。
FXは特に初心者の方は口座ごとに取引単位が異なることを知らない人が多いです。
1万通貨単位の口座を選んでしまった人は、初心者からいきなりハイリスクトレードとなります。
FXとはそういうものなのかと、勘違いして、ハイレバトレードのみばかりして、退場を繰り返すことになってしまいます。
そうではなく、まずは、少額から投資ができる口座から初めて、まずは少額から勝てるようにしていくのがおすすめですね。
もしくは私のように低レバレッジ資産運用としてFXを使うのがいいでしょう。個人的にはこっちの方が長期トータルでの勝ちが大きくなると考えています。
以上、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。投資はくれぐれも自己責任・自己判断でお願いいたします。
FX会社名 | 最低取引通貨単位 | ドル/円 スプレッド | ユーロ/円 スプレッド | 豪ドル/円 スプレッド |
SBI FXトレード | 1 | 0.17銭* | 0.39銭* | 0.69銭* |
MATSUI FX | 1 | 0.2銭 | 0.5銭 | 0.7銭 |
OANDA Japan | 1 | 0.4銭 | 0.7銭 | - |
マネーパートナーズ | 100 | 0.3銭 | 0.5銭 | 0.6銭 |
*ただし、取引数量によって変化