ここでは私の実践している投資の一つ「ドル円買いユーロ円売り両建て戦法」の損益状況を定期的に更新して報告したいと思います。
更新日:2020年12月8日
目次はこちら
ドル円買いユーロ円売り両建てFX投資の損益状況
ユーロドルが1.2を超え上昇中。ドルが弱く、ユーロが強い、ちょっと苦しい状態です。
現在のポジション損益です。
項目 | 数値・情報 |
買いポジション | USD/JPY買い:30,300(前回22,800) EUR/JPY売り:51,100(前回41,100) |
平均約定価格 | USD/JPY買い:107.345 EUR/JPY売り:123.35 |
現在地 | USD/JPY:104.0 EUR/JPY:126.0 |
保有通貨ペア | USD/JPY買い EUR/JPY売り |
ポジション損益 | USD/JPY買い:-100,492円 EUR/JPY売り:-135,319円 |
未実現スワップ | USD/JPY買い:44,249円 EUR/JPY売り:13,432円 |
評価損益 | USD/JPY買い:-56,243円 EUR/JPY売り:121,887円 |
決済損益(直近3ヶ月) | 9月:14,846円 10月:6,928円 11月:4,488円 |
FX口座 | SBI FXトレード |
続いてキャプチャ画像です。
前回はこちら(2020年10月30日時点)
ちなみに前々回はこちらです。(9月18日時点)
現状分析
ちょっと含み損が増えるターンに入っています。
このようにドル円は104円あたりで低迷していますが
ユーロ円は上昇!126円を突破しています。
ドルが弱く、ユーロが強い状態、ユールドルが上昇しています。
この場合、ドル円買いユーロ円売りは含み損が増える状況となってしまいます。少し厳しいですね。
今後の投資方針、見通し
ただ、「含み損が増えるターン」で解説していますが、この状況はいつか必ず起きます。
ユーロドルチャートを見てもわかる通り、ドルが弱くユーロが弱い状態は来ますからね。
ただ、ここは仕込みのチャンスでもあります。
2018年がそうでした。ユーロ円は130円を突破し、なかなか利確するチャンスがなく、いわば塩漬けのような状態でした。
ですが、別に長期保有していても、ロスカットされなければ、スワップが増えていくだけですので、他の銘柄とは違いますね。
そして、2019年ユーロ円は下落、ドルも強く、両得を得ることができました。
今はちょっと相場が異常に上昇しており、リスクオンでユーロが上がっていますが、また、2018年から2019年のような下落があると思います。
もちろん、いつになるかわかりませんし、まだまだあがるかもしれませんので、レバレッジは低く。堅実に行きたいと思います。
ドル円買いユーロ円売り両建て戦法とは?
ドル円買いユーロ円売り両建て戦法は、その名の通り、ドル円買いとユーロ円売りをバランスよく続けていく投資法です。
円高対策として円を買っておきたいところですが、ドル円売りだと、スワップを支払う必要があります。そこで、完全には相関しませんが、ユーロ円売りをするわけです。
ユーロ円売りであれば、スワップを受け取りながら円高を待つことができるというわけです。
円安時にはドル円買いを決済し、ユーロ円売りのポジションを増やし、円高時にはユーロ円売りを決済し、ドル円買いを増やす。平常時は両通貨のスワップを得るという手法です。
完全に同額両建てですとユーロドルのショートと変わらないのですが、円高時にはドル円買いのポジションを多くして、円安時にはユーロ円売りのポジションを多くするといった感じで、逆張りな感じで、裁量トレードも加える手法です。
レバレッジは2倍以内にしています。堅実に行くためです。
ですが、このおかげで、2016年英国EU離脱問題、2019年ドル円フラッシュクラッシュなどの円高時にも、ロスカットせずにドル円買いを増やすことができ、その後の回復で大きく値幅を取ることができています。
現在の私のルールをまとめておきますと
- レバレッジは2倍以内
- 取引単位は300~500単位ずつ
- 0.2~0.5銭動くごとに取引量を増やす
- 円安時はドル円買いを決済、ユーロ円売りのポジションを増やす
- 円高時はユーロ円売りを決済、ドル円買いのポジションを増やす
- 平常時は両通貨のスワップを得る
- ドル円フラッシュクラッシュなど、短期の暴落はむしろチャンス
といった単純な手法です。
ただ、ユーロの政策金利、米国の政策金利が変わるとこの手法が通用しなくなるかもしれませんので、現時点での手法です。
ドル円買いユーロ円売り両建てにおすすめのFX口座
口座は1ドルからトレードでき、ユーロ円売りスワップがプラスでドル円買いスワップが高い「SBI FXトレード」1択ですね。
小刻みに小lotで指値を仕掛けておくことで、大底で買うことができ、天井で売ることができています。
- ドル円のスプレッドが狭い(0.09銭)
- ユーロ円のスプレッドが狭い(0.30銭)
- ドル円のスワップが高い
- ユーロ円売りのスワップがプラス
- 1ドル、1ユーロから取引ができる
ドル円買いユーロ円売り両建て戦法の詳細
ドル円買いユーロ円売り両建て戦法について詳しくは「FX両建てはドル円買いとユーロ円売り戦法の方がおすすめできる。 」をご覧になってください。
FX両建てはドル円買いユーロ円売り両建て戦法の方がおすすめできる。