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積立投資は投資信託ではなくFXスワップ投資がおすすめな理由

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積立投資としてFXのスワップ投資がどれくらいメリットがあるのか?投資パフォーマンスがあるのか?投資信託より良いのか?

私自身、スワップ投資を3年以上実践していますが、積立投資としてのパフォーマンスが高いと感じています。その結果も踏まえて検証してみました。

ども。投資軍師の投資家のかんべえです。

今回は積立投資について検証してみたいとおもいます。

このご時世、今からコツコツと積立投資をして10年、20年先に堅実に備えたいという人は多いのではないでしょうか。

しかし、何に投資すればいいのかがわからない。

投資信託がいいのか、それととも株か?外貨、FX?はたまたビットコイン?

選択肢が多くてわからない人が多いかと思います。

私個人の意見としてはFXのスワップ投資をおすすめします。

積立投資としてFXスワップ投資がなぜおすすめなのかを紹介します。あくまで私自身の個人的な見解となりますが、参考にしていただければ幸いです。

なぜ今、積立投資が必要なのか?

本題に入る前に改めて積立投資の必要性について考えてみたいと思います。

現在はアベノミクスによるデフレ脱却、マイナス金利政策、円安推進により、どんどんと円の価値が下がっていっています。

1ドル80円だった2009年ですが、2016年には1ドル120円まで円安が進んでいます。単純に計算すると40円も損をしていることになります。約50%の減損です。

そして、マイナス金利政策で銀行預金ではほとんど金利が付かないという状態ですし、物価も上がっていけば、どんどん資産が目減りしていきます。

この点からも円建ての銀行預金に預けているだけではリスクが高いということが理解できます。

また、年金問題、老後の生活を考えると、給料だけではなく投資資産からの収入があった方が安心ですよね。

そこで、少しでも早く積立投資を始めることが必要となってきます。私自身も始めていますし、その考えは正しいと思っています。

積立投資をできるだけ早く始めるべき理由、メリットについて

次に積立投資をできるだけ早く始める理由についてです。

その理由は大きく二つです。

  • 積立投資は早ければ早いほど複利の効果が大きくなる
  • 投資は失敗するのも若いうちにしておいた方がいい

まずはなんといっても「複利の効果」です。

例えば年利5%の商品を毎月1万円ずつ投資した場合

10年先には毎月1万円ずつ積立投資した結果

元本は1,200,000円で利息は384,814円、元利金は1,584,814円となります。

20年先は毎月1万円ずつ積立投資 20年後

元本は2,400,000円で利息は1,766,310円、元利金は4,166,310円にもなります。
(参考:いろいろ複利計算シート

毎月1万円でもコツコツ積立投資をすれば20年後には利息だけでも資産が倍近くにもなるというわけです。複利の効果は絶大です。

また、上記計算では発生した利息を投資金額に充てることはしていませんので、それもすればさらに増えるでしょう。

まあなかなか20年間も安定して年利5%を提供する商品はないかもしれませんが、3%でもかなり大きな数字になりますし、早く投資しておくことのメリットは大きいといえます。

次に「投資は失敗するのも若い方がいい」ということについてです。

もちろん、失敗を前提に投資をする人はいないと思うのですが、やはり失敗なしに投資を成功させることはできません。

色々と実際に投資を実践してみて経験を積み、自分の得意な投資方法が確立されるというものです。

若いうちなら仮に大損してしまっても取り返しがつきます。

ただ、定年を迎えた老後になってから投資を始めても遅いということです。

老後で失敗はできないので、どうしても思い切った投資ができませんし、複利の効果も得られません。

また、老後から投資の勉強を一から始めようと思う人は少なく、銀行や証券会社の若い兄ちゃんの言いなりになってしまうのが常です。

悪い言い方をすると「カモ」になってしまいます。

銀行や証券会社の営業マンはできる限り手数料が高い商品を売ろうとしてきます。

ネットで注文したほうが手数料が安くなるにも関わらずそれを教えることはありません。もちろん、その人の生活がかかっていますので、銀行員を悪く言うつもりはありませんが、投資の勉強をしていない人、実践していない人にとっては高い手数料を払わざるを得なくなるというわけです。

そして、そういった銀行員は投資のプロではありませんので、儲かるかどうかはわかりません。自分でやみくもにやるよりかはマシだとは思いますが、良い投資成果は得られないでしょう。

以上の点からも投資はできるだけ早く始める必要があるというわけですね。

では何に投資すればいいのか?投資信託の人気ランキングを見てみると・・・

では、何に積立投資をすればいいのでしょうか。

人気なのは投資信託ですね。

では、SBI証券の投資信託の人気ランキングを見てみましょう。

SBI証券投資信託人気ランキング

レオスひふみプラスやニッセイ-ニッセイグローバル好配当株式プラス(毎月決算型)やSBI-グローバル・リート・トリプル・プレミアム・ファンド(毎月分配型)といった横文字がならんだ複雑な商品が多くなっています。

個人的な意見としては、何に投資をしているのかがよくわからないものが多いという印象です。

※私自身も2014年に利回り30%超の投資信託に投資して失敗しました。
年利30%超!?USリート好配当グローバルreitプレミアム・ファンドに投資してみました。

※そして失敗しましたw
分配金の高い外貨建て投資信託やUSリートに投資した結果とリスクについて

また、「トリプル」など、レバレッジを効かせた商品も多く、堅実な積立投資には向いていない気がしています。あくまで個人的な感想です。

また、ウォーレンバフェットの「よくわからないものには投資をするな」という言葉をポリシーに投資をしていますので、こういった複雑な投資信託には手を出さないようにしています。

また、投資信託のデメリットとしては信託報酬等の管理コストがかかるという点です。

あなたの代わりに株等を選別して投資をしてくれているわけですから、人件費がかかるのは当然ですよね。

それなら自分で銘柄を見つけて投資をする方がコストは安く済むはずです。

また、元本保証がない、償還期限が定められている(通常は自動延長)という点からも、十分にリスクの高い商品になっています。

個人的な意見としては信託報酬等の余計なコストがかかっているということから、ちょっともったいないなと感じています。

投資信託を運用・販売する側は別に投資家が儲かろうが儲かるまいが手数料を得れればいいわけで、そんなところに人生をかけて積立投資をするのはどうかと思いますね。

※また最近ではあっちゃんのYoutubeでも分配金の高い投資信託を警告しており話題となっています。

積立投資としてのFXスワップ投資がおすすめな理由

投資信託の他に良い投資はないかと探していたところ、FXのスワップ投資を発見しました。

FXでは金利の高い通貨に投資した際に、金利スワップというものが発生します。

例えば、米ドルと円をFX(交換)した場合、ドルの金利と円の金利との金利差を得ることができるといわけです。

簡単に言うと、外貨に投資して、その金利を得るというわけです。

そして、FXで投資することには以下のメリットがあります。

  • コストを最小限に抑えれる
  • 24時間いつでも取引できる
  • 投資対象が1国の通貨ということで非常にわかりやすい
  • 毎日スワップ金利を得ることができる
  • 円安対策に対応できる

FXは1日に何度も売買することが想定されていますので、コスト(スプレッド)がとても安いです。

例えば米ドル円の場合、1回の取引で0.3銭とほとんどコストはかからない状態になっています。負担率としては0.002%ほどでしょうか。

豪ドル円、NZドル円でも0.5銭前後と低いですし、南アフリカランドは0.99線、トルコリラでも4.9銭など、FXの取引コストは本当に低いです。

また、スワップ金利も高く、米ドルで0.5%前後、豪ドルで2%前後、南アフリカランドで5%前後、トルコリラに至っては10%前後の年間パフォーマンスを得ることができます。

毎月コツコツ積み立てればスワップ金利を得ながら、円安対策もできるというわけですね。

FXなら為替差益も得れる

FXスワップ投資のメリットとして、急激な円安時に為替差益も得ることができるという点も魅力です。

米ドル円のチャートを例に見てみましょう。

2018年米ドル円10年チャート
(2018年11月時点:米ドル円チャート(USD/JPY))

少し前ですが、日銀の金融緩和やトランプ大統領誕生時等、一時的に大きく円安になったことがあります。

1ドル120円になったこともありますが、それは一時的でした。

ただ、FXでは指値注文を期限指定なしで発注することができますので、例えば1ドル100円で買った米ドルを120円になったら決済するということで、注文しておけば、円が120円になるまでほったらかしで待つことができます。

120円になれば利益を得ることができますし、そうでなければ、スワップ金利が毎日入ってきますので、それはそれで利益を得れるというわけですね。

FXスワップ狙いの積立投資法 レバレッジを低く抑える

では、FXスワップ投資の具体的な手法をご紹介します。

FXは口座に預けた資金の25倍までレバレッジをかけて取引ができるようになっているのですが、このスワップ投資ではレバレッジをかけないようにします。

なぜならレバレッジをかけて取引をした場合、含み損が一時的にでも証拠金を上回ってしまうと強制決済(ロスカット)されてしまい、今までの利益がなくなってしまうからです。

ですので、レバレッジは1倍~2倍の範囲内に抑えるようにしてください。

すなわち、FX口座に10万円資金を預けたら10万円分の外貨しか投資しないようします。

1ドル100円なら1,000通貨までですね。

これで、理論的には通貨がデフォルトしない限りロスカットされることはありません。

そして、毎月少しずつFX口座に資金を入金させつつ、外貨の買いポジション増やしていきます。

円高になったら買いポジションを増やして、円安になったら少し決済するというのが私が実践している方法です。

また、後述しますが、FX口座は最小取引通貨単位が小さいものを選びます。

多くのFX会社は10,000通貨からしか取引ができないので、このスワップ投資には向いていませんが、SBI FXトレードのように1通貨からFXができる口座がありますので、それを使います。(また後程詳しく書きます。)

ざっくり書きましたが、FXスワップ投資法をまとめると

  • レバレッジをかけないように投資する
  • 口座に10万円預けたら10万円分の買いポジションまでしか保有しないようにする(1ドル100円なら1,000通貨まで)
  • 毎月余剰資金を少しずつFX口座に預けて買いポジションを増やしていく
  • 円高になったら買い、円安になったら少し決済するのがおすすめ
  • FX積立投資は1通貨から取引ができるSBI FXトレードが最適

といった感じになります。

単純明快な方法ですね。これでスワップ金利を受け取りながら資産を増やしくことができるはずです。

どの通貨に投資をするのがおすすめか?

では、次にどの通貨に投資すべきかという点を見ていきましょう。

候補としてはFX市場が整備されている米ドル、ユーロ、豪ドル、NZドル、南アフリカランド、トルコリラがあげられます。

堅実に行くなら米ドルがいいでしょう。

ただ、スワップ金利がそれほど高くありません。

10,000通貨あたりの1日のスワップの金額は20円前後となっており、2017年4月現在の米ドルが110円ほどですので、

(20円×365日)÷(110円×10,000ドル)=0.6%前後

となり、現状の水準が続くと仮定すると、確かに日本の銀行に預けるよりかはずっと利回りが良いのですが、そこまでは高くありません。

次にユーロですが、こちらはマイナス金利政策で日本より金利が低いため、逆にスワップ金利を支払わなければならず、投資対象からは外します。

もう少し利回りを高くするなら豪ドル、NZドルがおすすめです。

両通貨とも現在のところ2%前後ほどの利回りが期待でき、情勢リスクもそれほど高くありません。

豪ドル円のチャートです。

アベノミクス時、一時は105円までいきましたが、2016年6月には72円まで下がっています。下落率としては30%ほどでしょうか。それなりに変動が大きい通貨です。

次にNZドルも見てみましょう。

こちらも94円から69円と幅がありますね。ただ、そこまで大きな動きはなく、比較的安定した通貨と言えます。

さらに高スワップを狙うのであれば南アフリカランドやトルコリラも投資可能です。

現在ところ、南アフリカランドは5%前後、トルコリラは10%前後の利回りがあります。

ですが、両通貨ともスワップが高い分、リスクも高くなっています。

まず南アフリカランドですが

南アフリカランドチャート11月

10円以上あったランドが一時6円を割るところまで下がっています。50%以上の下落幅がありました。

ただ、最近は少し回復して9円を目指していますね。

またトルコリラも同じく

60円から15円まで下げています。そして、最近はシリア情勢やトルコ大統領選挙等で回復する兆しがありません。

積立投資をしていても含み損が拡大してしまうリスクがあります。

ただ、長期的に投資を続ければ、いずれ回復してスワップと含み益の両方を得ることができると思っています。

南アフリカランド円FX積立投資を2年半続けた結果・・・

当サイトでは南アフリカランド円スワップ投資を実際に数年続けています。

その結果も記事にしています。

参考:南アフリカランド円FXを2年半続けて感じたリスクとメリットについて

ランドが10円台に時に投資を始めていますので、6円台に下がったときはさすがに焦りましたが、レバレッジを低くしてロスカットしないように投資を続けた結果、現在は8.5円まで回復し、利益を出してくれています。

月別投資実績報告でも書いていますが、コツコツ積み立てて買いポジションを増やしていますので、スワップが月5千円前後入るようになってきましたね。

南アフリカランドが6円を割ってくるとさすがにつらいですが、現在の状態で7円~9円を推移してくれると、継続して利益を生み出してくれる資産となってくれています。

また、この投資結果が評判が高く、私の取引結果が外為ジャパンの口座開設特典として公開することとなりました。

南アフリカランド円FXで積立投資をしたいと思っている方は参考にしてもらえると幸いです。

ただ、南アフリカランドは上記チャートを見ての通り、大暴落もあります。

ですので、初心者の人にはおすすめできないですね。

トルコリラもリスクが高い・・・

ちなみにトルコリラも同じく投資をしています。

毎月1~3万円ずつほどFX口座に入金し、トルコリラが下がるたびに買いポジションを増やしていっています。

現在では90,000リラほど保有しており、月に3万円前後のスワップを与えてくれています。

ただ、2018年に大暴落がありました。

これで、かなり含み損が増えてしまい、現在のところトータルではマイナスです。

ただ、このまま相場が安定して回復してくれれば、スワップも増えていっていますので、南アフリカランドのようにプラスになれると見込んでいます。

堅実にいくなら米ドルがおすすめ

以上、各通貨についてご紹介しましたが、堅実にいくなら、やはり米ドル、豪ドル、NZドルのどれかになるでしょう。

米国経済はどんどん成長していっており、利上げもしていますので、スワップ金利も高くなっています。

実際、最近のNYダウの上昇は目を見張るものがありますし、さらに、どんどん米国が利上げをしていけば、円安ドル高がさらに続いて行くことは言うまでもありません。私自身もFXを使って米ドルの積立投資を始めています。

参考: 米ドル円FX積立投資をはじめてみます。~利上げで金利スワップが大きい今がチャンスか?~

また、豪ドル、NZドルも比較的安定です。スワップが下がり気味ですが、まだまだ投資対象として魅力のある通貨ですね。

FX口座の選び方 最小取引通貨単位が小さいものを選ぶ

では、各通貨別にどのFX会社を使えばいいかご紹介いたします。

まずは米ドル円(USD/JPY)です。

FX会社名スプレッドスワップ最低取引通貨単位
SBI FXトレード0.09銭*18円1
MATSUIFX
0.2銭~0.9銭20円1
LIGHT FX0.2銭20円1,000
みんなのFX0.2銭20円1,000
GMOクリック証券
(くりっく365)
変動20円10,000
マネーパートナーズ0.0銭0円100
GMOクリック証券0.3銭
(原則固定)
20円10,000
DMM FX0.2銭20円10,000
インヴァスト証券0.3銭10円1,000
外為オンライン1.0銭0円1,000
JFX0.2銭20円1,000
ヒロセ通商0.2銭20円1,000
(ドル円スプレッド各社2023年9月時点)
*1000通貨まで /原則固定/例外あり
米国緊急利下げの影響でスワップ金利は各社低くなっています

注目すべきは最小取引通貨単位です。

多くの会社が1,000通貨や10,000通貨となっていますが、資金力がない方にはおすすめできません。

1ドル110円とすると1,000通貨であれば110,000円、10,000通貨であれば1,100,000円分の取引からしかできないので、レバレッジを低くして小刻みに投資をするのに適していません。

上述しましたが、米ドル円のスワップが高く、1通貨から投資ができるSBI FXトレードがおすすめですね。

同じく、豪ドル円(AUD/JPY)です。

FX会社名スワップスプレッド最小取引通貨単位
ヒロセ通商2円0.6銭1,000
GMOクリック証券
(くりっく365)
2円0.7~1銭(変動)10,000
SBI FXトレード1円0.69銭*1
セントラル短資FX2円1.13銭(変動)1,000
FXプライム byGMO2円0.7銭 (原則固定)10,000
インヴァスト証券5円0.9銭1,000
外為オンライン2円3.0銭10,000
外為ジャパン2円0.7銭1,000
DMM FX2円0.7銭10,000
みんなのFX2円0.6銭1,000
(2020年7月:豪ドル円FX会社比較)
*ただし、取引数量によって変化

こちらはヒロセ通商がスワップが高いのですが、1,000通貨からの投資なので資金力がない方は同じくSBI FXトレードでいいでしょう。

続いてニュージーランドドル円(NZD/JPY)です。

FX会社名スワップスプレッド最小取引通貨単位
ヒロセ通商3円0.8銭1,000
GMOクリック証券3円1.7銭~(変動)10,000
SBI FXトレード1円1.19銭*1
インヴァスト証券1円1.7銭1,000
みんなのFX3円1.0銭1,000
GMOクリック証券3円1.2銭 (原則固定)10,000
セントラル短資FX1円4.0銭1,000
DMM FX3円1.5銭10,000
外為ジャパン3円1.5銭1,000
外為オンライン1円6.0銭10,000
(2020年7月:NZドル円FX会社比較)
*ただし、取引数量によって変化

こちらも同じですね。堅実に行くならSBI FXトレードですね。

次に南アフリカランド円(ZAR/JPY)です。

FX会社名スワップスプレッド最小取引通貨単位
LIGHT FX101円0.8銭1,000
ヒロセ通商90円0.8銭1,000
JFX90円1.0銭1,000
みんなのFX
81円0.9銭1,000
SBI FXトレード80円0.99銭*1
GMOクリック証券
(FXネオ)
60円1.0銭 (原則固定)100,000
GMOクリック証券
(くりっく365)
60円0.96銭(変動)100,000
外為ジャパン50円1.4銭1,000
DMM FX50円1.4銭10,000
外為オンライン60円15銭10,000
セントラル短資FX10円1.9銭10,000
(2021年10月 ZAR/JPY各FX会社比較)
*ただし、取引数量によって変化

*10,000通貨単位より1.99銭~

こちらもSBI FXトレードがスワップも高く適しているのですが、南アフリカランドは8円前後ですので、1,000通貨でも8,000円ほど、つまり、1,000通貨から口座を選んでも問題はありません。

私自身も1回の取引は1,000~2,000通貨ずつ注文しています。

その点からも他のFX会社でもいいでしょう。

上述しましたが、外為ジャパンであれば、私が実際に2年半取引した全約定履歴とFX初心者向け投資解説レポートがついていますので、FX初心者の方には利用をおすすめします。

最後にトルコリラです。

FX会社名スワップスプレッド最小取引通貨単位
GMOクリック証券
(くりっく365)
21円5~7銭(変動制)10,000
みんなのFX
25円1.6銭1,000
LIGHT FX25円1.6銭1,000
SBI FXトレード19円1.89銭*1
セントラル短資FX2円8銭~18銭10,000
インヴァスト証券5円1.5銭1,000
ヒロセ通商18円1.6銭1,000
GMOクリック証券
(FXネオ)
21円1.9銭
(原則固定の適用対象外)
10,000
サクソバンク証券18円平均1.9銭5,000
FXプライム byGMO13円4.8銭(原則固定)
(1,000通貨は手数料30円発生)

1,000
OANDA Japan10円12.2銭
(2020年11月トルコリラFX会社比較)
*ただし、取引数量によって変化

こちらもSBI FXトレードでいいのですが、私がトルコリラに投資を始めたところはトルコリラ円のFXを取り扱っていなかったたため、私はヒロセ通商を使っています。

トルコリラが30円ですので、1,000通貨ですと約30,000円。

少し取引の規模が大きくなりますが、何とかやれています。ヒロセ通商の方がスワップが高く力を入れているので、このまま使い続けようかと思っていますが、最近ではGMOクリック証券(FXネオ)のスワップが勝ってきており、乗り換えるか検討中です。

以上、各通貨ごとに積立投資に適したFX会社を紹介しました。

資金力があるのであれば、スワップの高いFX会社を選べばいいと思いますが、そうでない場合はSBI FXトレードの一択でいいでしょう。非常に優秀なFX会社です。

FXスワップ投資にはどんなリスクがあるのか?

今まで、メリットばかり書いてきましたが、リスクはないのでしょうか。

理論的にはレバレッジをかけなければ通貨がデフォルトしない限り、ロスカットされることはないので、堅実に長期投資ができるはずです。

ですので、理論的には通貨のデフォルトが最大のリスクと考えています。

トルコリラや南アフリカランドもさすがにデフォルトはないと思いますが、リスクが高い通貨であることは確かです。

豪ドルやNZドルはまあ安全なほうでしょう。

また、米ドルがデフォルトしたらFXどころのさわぎではなく、金融市場が大混乱して投資信託に投資していても損害は免れないと思います。

その点で、デフォルトのリスクは背負う必要があります。

あとは、FX会社が何かやらかさないかですよね。

SBI FXトレードのような大手SBI系列等であれば、大丈夫と思いますが、システムの不備で強制決済されるようなことは、まあゼロではないですがという感じですね。

外貨預金はおすすめできない理由

「なんだ結局、外貨に投資するなら外貨預金とかわらないじゃん?」

と思う方もいるかもしれませんが、外貨預金はおすすめできません。

当サイトでは口酸っぱく何度もお伝えしていますが、外貨預金は手数料が高く、金利も低く、また、FXのように24時間取引ができませんのでお勧めできません。

米ドルの外貨預金であれば手数料を1円とるところもあります。(FXは0.27銭~)

手数料だけで年間分の金利も奪ってしまいますので、ただ銀行に寄付するようなものです。

詳しくは以下の記事に書いていますので、知らない方はご参照ください。

円高リスクに対応するためには ユーロ円の売り

余談ですが、FXでは円高リスクに対応する方法があります。

それだユーロ円(EUR/JPY)の売りです。

普通円を買って外貨を売るとマイナススワップが発生するのですが、ユーロの場合はプラススワップが発生します。

また、円高時にはユーロも下がるので、円高時に利益を得ることができます。

まとめ 積立投資としてのFXのスワップ投資

以上、かなり長くなってしまいましたが、積立投資としてFXスワップ投資の魅力をご理解いただけたかと思います。

まとますと・・・

  • 円安・インフレ・老後を考えると積立投資はできるだけ早く始めたい
  • 投資信託は何に投資をしているのかがよくわからないものが多い
  • 投資信託の中にはレバレッジをかけた商品も多くリスクは決して低くない
  • 信託報酬等のコストがかかる
  • そこでFXでスワップ狙いの積立投資に注目
  • FXなら余計なコストがほとんどなく、またスワップ金利も高く、円安にも対応できる
  • FXなら24時間取引ができ、スワップ金利に加えて円安時に為替差益も得ることができる

となり、FXスワップ投資の手順は

  • FXスワップ投資はレバレッジをかけないように投資する
  • 口座に10万円預けたら10万円分の買いポジションまでしか保有しないようにする(1ドル100円なら1,000通貨まで)
  • 毎月余剰資金を少しずつFX口座に預けて買いポジションを増やしていく
  • 円高になったら買い、円安になったら少し決済するのがおすすめ
  • FX積立投資は1通貨から取引ができるSBI FXトレードが最適

となります。

投資対象が1国の通貨で非常にわかりやすく、また、毎日スワップ金利が入ってくるのが嬉しいですね。

もちろん、このFX投資だけではなく、他の積立投資をしてもいいと思いますが、私自身メインはこのスワップ投資にしています。

メインはやはり米ドルです。

比較的安定した通貨ですし、スワップ金利も入りますし、アメリカ経済はやはり強いです。

以上、あくまで私個人の考えで、これから時代がかわってくると通用しなくなるも知れませんので、参考程度にとどめ、投資は自己責任でお願いします。

長文となりましたが最後まで読んでいいただき誠にありがとうございます。少しでもお役に立てれば幸いです。

※積立投資としてFXで米ドルを1年間投資した結果を書きました。
FXで米ドル積立投資を1年間続けてみた結果【2018年全約定履歴公開】
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カテゴリ: FXスワップ投資

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