ども。投資軍師のかんべえです。
2019年の残り僅かということで、今年の投資成績を振り返ってみますと、最も利益を出せたのは「テーマ株投資」だと思いますね。
2019年は年初はドル円フラッシュクラッシュで一体どうなることやら、という感じでしたが、その後は落ち着き、株投資家にとっては非常に稼ぎやすい年だったと思います。
私も数銘柄、ストップ高を経験することができました。
今回は2019年のテーマ株投資の成績を振り返ってみます。
目次はこちら
テーマ株投資とは?
テーマ株投資とは私が実践しているメインの「堅実投資」の一つで、今後来るビジネス、産業、イベントに関連する銘柄を買っておき、テンバガーを狙うという手法です。
今後来るビジネスとしては例えば
- ドローン
- 5G
- ワイヤレス給電
- 電柱地中化
- 量子コンピューター
- 自動運転車
- 外国人派遣
- 東京オリンピック
- カジノ
- キャッシュレス
などなど。
国をあげて取り組もうとしているビジネスに関連している銘柄を買っておけば、実施する際のニュースで一気に株価が高騰するわけです。
もちろん、どのビジネスが今後来るのか、その関連銘柄が倒産してしまうリスクはどのくらいなのか、このあたりのリスクはありますので、個人の裁量が問われる投資となります。
リスクもソコソコ高めですが、現物投資であるということと、マザーズ市場はできるだけ避けることで、リスクをある程度、抑えて、長期保有することができています。
※テーマ株投資の詳細については「これから上がる株銘柄を探す方法【テーマ株投資法】」の記事に詳しく書いていますのでご覧になってくださいね。
2019年のテーマ株投資の利益を振り返る
まずは、2019年の投資成績を振り返ります。
「月別投資報告」より
- 2019年1月:11,703円
- 2019年2月:0円
- 2019年3月:34,303円
- 2019年4月:59,015円
- 2019年5月:236,924円
- 2019年6月:1,112円
- 2019年7月:3,541円
- 2019年8月:29,606円
- 2019年9月:93,868円
- 2019年10月:253,131円
- 2019年11月:9,502円
- 2019年12月:87,708円
合計はなんと・・・・
820,413円
と、かなり稼げせていただいた1年となりました。
本当に感謝です。
大きな要因としては、やはり、イトーヨーギョーや環境管理センターといった仕込んでいた銘柄がストップ高となったことですね。
主な約定履歴を振り返る
全約定履歴を公開しようと思いましたが、膨大な量となりますので、うまくいったTOP3だけ公開させていただきます。
第3位:長大 60,212円
まずは長大(9642)です。
(2019年長大約定履歴)
株式会社長大は「長大橋」、「建設コンサル」の会社です。
長大はテーマ株というか、堅実なインフラ系の銘柄として、堅実だと思い、下がったときに買っていました。
2019年のチャートです。
(出典元:Yahoofinance長大チャート)
2019年の初めごろは株価700円台と低迷していました。
もともと1000円前後あった銘柄ですので、買っていたところ、2019年後半から上げてくれましたね。
700円台で買ったものを1000円前後で売ることができ、6万円ほどの利益となりました。長期で見ても堅実な銘柄ですので、もう少し仕込んでおいても良かったかもしれません。
第2位:環境管理センター 281,430円
続いて環境管理センター(4657)です。
(2019年環境管理センター約定履歴)
環境管理センターは土壌汚染を改善させる事業をしている会社です。
で、一時期、築地の市場を豊洲に移転する際、土壌汚染が問題となり、それに関連して環境管理センターの株価が高騰した経緯があります。
2018年後半あたりから株価が下がりまくっていましたので、またチャンスがあるだろうと買いを仕込んていました。
2019年の環境管理センターのチャートです。
(出典元:Yahoofinance環境管理センターチャート)
年初に200円台で買っていた株が一気に1000円超まで上がってくれました。
約定履歴でもわかる通り、1年で30万近くもの利益を取ることができましたね。
株価が上がった理由ですが、どうやら中国企業と土壌汚染についての事業に参加することが決まったらしいです。チャイナマネーが大量に入ってくるとの思惑からストップ高が続きました。
その時のことは「ストップ高が続く環境管理センター(4657)の株を安値で買うことができた理由」の記事でも詳しく書いていますので参考までに。
環境管理センターも国策系、インフラ系の銘柄で、やはり、一つのニュースで大きく株価が上がりますね。
まだいくつか保有していますので、次年度も期待です。
第1位:イトーヨーギョー 316,741円
第1位はイトーヨーギョー(5287)です。
(2019年イトーヨーギョー約定履歴)
イトーヨーギョーは電柱地中化銘柄として、数年前より期待している銘柄です。
過去には、小池百合子知事が電柱地中化に取り組むということで、ストップ高になった経緯があります。
そして、2019年も大きく跳ねました。
チャートを見てみましょう。
(出典元:Yahoofinanceイトーヨーギョーチャート)
元々600円前後で推移していたのですが、2019年9月あたりから上がりだし、10月には一時2000円を超えました。3倍以上に株価が高騰しましたね。
ジワジワ利確して、最高は2000円台で売ることができ、累計30万円以上の利益を上げることができました。
今回の高騰理由は主に「台風」のようです。
史上最大とまで言われていた台風が接近し、電柱やマンホール等、インフラ系の修復が必要になると見込まれて上がったようですね。
災害関連銘柄でもあるみたいですので、今後も注目です。もちろん、災害は無いに越したことはありませんが・・・。
詳しくは「3日連続ストップ高!株価高騰のイトーヨーギョーを仕込めた理由について」の記事でも書いていますので参考にしてくださいね♪
その他銘柄について
その他は、ドローン銘柄のブイキューブやイメージワン、量子コンピューター銘柄のNF回路設計ブロック等、VR銘柄のイードなどで今年は利益を得ることができました。
稼げた理由は、何よりも地合いが良かったことが大きな理由だと思います。
安定相場でしたので、ニュース一つで株価が高騰しやすかったと思いますね。
総評と2020年に期待する銘柄
以上、2019年のテーマ株投資の結果について書きました。
電柱地中銘柄のイトーヨーギョー、土壌汚染対策銘柄の環境管理、長大橋の長大等、主にインフラ系の銘柄で利益を上げることができましたね。
やはり、テーマ株投資、長期戦略にはなりますが、うまくいったときの爆発力があっていいですね。今後も私の堅実投資戦略の一つとして続けていきたいと思っています。
さて、2020年はどうなるでしょうか。
難しそうですが、キャッシュレス銘柄でフォーサイドあたりかなり仕込んでいるので期待しています。
後はドローン銘柄でブイキューブやイメージワン、自動運転車でケンウッドあたりも仕込んでいます。
東京オリンピックもありますし、株投資かにとっては追い風の年となるのではないでしょうか。
私も次年度、早速、NISA枠を大きく使って仕込みたいと思っています。
また、引き続き、インフラ系の銘柄には期待です。
大きな調整で株価が全体的に下がる時を狙って、環境管理センター、イトーヨーギョーあたりは大きく買いたいと思っていますね。
次年度は数百万円の利益を取れるよう頑張りたいです。
以上、2019年のテーマ株投資の成績について書きました。少しでも参考にしていただけますと幸いです。投資はくれぐれも自己責任でお願いいたしますね。