南アフリカランドスワップ投資でスワップ金利が30万円に到達しましたのでご報告いたします。
こんにちは。投資軍師のかんべえです。
南アフリカランドスワップ投資の状況です。気付けば未決済スワップ金利も30万達成してますね。コツコツです。#南アフリカランド pic.twitter.com/inCSnWJTx8
— かんべえ@投資軍師 (@kanbei_toushika) January 10, 2020
2014年からコツコツ続けている南アフリカランドスワップ投資ですが、未決済のスワップ金利が30万円を突破しました!
コツコツ続けてきた結果ですね。この調子で引き続きコツコツ資産を増やしていきたいと思っています。
今回は南アフリカランドスワップ投資で30万円スワップ金利を貯めることができた経緯と2019年の売買成績も公開いたします。
目次はこちら
南アフリカランドスワップ投資法 おさらい
本題に入る前に私が実践している南アフリカランドスワップ投資法をおさらいしておきます。
- レバレッジを1~2倍以内に抑える
- 取引単位は2000ランド
- 0.2~0.5円ランドの価格が下がるごとに買いポジションを増やす
- 0.3円~1円上がってきたら少しずつランドを決済して為替差益も得る
- 平常時は保有しスワップ金利を増やしていく
- 暴落時は多めに買う(下がりきったところでレバレッジが2倍くらいにおさまるのが理想)
このような感じで、南アフリカランド円が下がってきたら買い、上がってきたら、少し売りつつ保有するというのを繰り返す単純な手法です。
また、大きく下がったときに多めに買うのもポイントです。
南アフリカランド円チャートは長期的に下落トレンドは続いて行きます。
ですので、単純に定額ナンピン買いですと、勝率は低くなります。
そこで、大きく暴落があったときは多めに買うという戦略も取り入れています。
(参考:新興国通貨FXで堅実に稼ぐための戦略を検証(リラ、ペソ、ランド))
なかなか暴落時に買うのは勇気がいりますが、長期チャートを見ても、暴落時に買っておけば、その後の戻りで利益が出るのは明白ですからね。
※南アフリカランドスワップ投資の詳しい解説は「【金利6%超】南アフリカランドFXスワップ投資の始め方」の記事をご覧になってくださいね。
南アフリカランドFXスワップ金利が30万円を突破
では、本題です。
2020年1月時点での南アフリカランド円の残高照会です。
(2020年1月時点、南アフリカランド円残高照会)
- 建玉数量:322,2000ランド
- 平均取得単価:8.2875円
- 取得単価:2,670,232円
- 評価損益:-193,762円
- 未決済スワップ金利:305,510円
以上のような結果となっています。
2014年からコツコツ続けて、気づけば未決済のスワップ金利は30万円を突破しました。
10円台から始めていて、安値で買ったものは優先的に決済していますので、含み損も20万円近くありますが、トータルでのプラスを実現できています。
ちなみに口座はSBI FXトレードを使っています。
FX会社名 | スワップ | スプレッド | 最小取引通貨単位 |
LIGHT FX | 101円 | 0.8銭 | 1,000 |
ヒロセ通商 | 90円 | 0.8銭 | 1,000 |
JFX | 90円 | 1.0銭 | 1,000 |
みんなのFX | 81円 | 0.9銭 | 1,000 |
SBI FXトレード | 80円 | 0.99銭* | 1 |
GMOクリック証券 (FXネオ) | 60円 | 1.0銭 (原則固定) | 100,000 |
GMOクリック証券 (くりっく365) | 60円 | 0.96銭(変動) | 100,000 |
外為ジャパン | 50円 | 1.4銭 | 1,000 |
DMM FX | 50円 | 1.4銭 | 10,000 |
外為オンライン | 60円 | 15銭 | 10,000 |
セントラル短資FX | 10円 | 1.9銭 | 10,000 |
*ただし、取引数量によって変化
各社比較しますと、現在ではヒロセ通商やみんなのFXがスワップ金利が高くなっていますが、私が始めたころはまだそこまで南アフリカランドのFX市場が整備されておらず、SBI FXトレードがスワップ金利でも上位でしたので、そのまま使っています。
上記比較表のスワップ金利の金額は100,000ランド保有したときに得ることができる1日のスワップ金利の金額で、ランド円の価格が一定だとすると、利回り5%前後を得ることができる計算となります。
現在32万ランド保有していますので、1日120円とすると
110円×3.2=352円
1日に352円ほどスワップ金利が発生する状態となっており、月にすると10,560円と、月1万円のスワップ金利が発生する状態にまでなっています。
スワップ金利30万円達成までにかかった期間
では、この未決済スワップ金利を30万円まで貯めるのにかかった期間についてです。
「南アフリカランド円FXを2年半続けて感じたリスクとメリットについて」の記事にも書いていますが、私が南アフリカランド円FXスワップ投資を始めたのはまだランド円が10円台だった2014年です。
その後、2016年には6円台に暴落など、ありましたが、ルール通りレバレッジを低く、大きく下がったときに買い増しを続けました。
その結果、ロスカットすることなく、少しずつ買いポジションを増やしていき、スワップ金利を貯めることができましたね。
2014年からスタートですので、結局、かかった期間は約6年足らずです。
ただ、最初は保有残高も少なかったわけですので、次の30万はもっと早く達成することができるでしょう。
最初から30万ランド保有してしまいますと、10円台から6円台の暴落へ対応することが非常に難しくなりますので、一気にレバレッジを一杯にするのでなく、毎月少しずつ、資金を増やして投資するのがいいでしょう。
2019年の南アフリカランド円FXスワップ投資の損益は?全約定履歴公開
私の投資法は上記の通り、ひたすら買って、スワップを貯めるだけではありません。ランド円が値上がりしたら決済もしつつ、値上がり益も狙うという手法です。
ですので、未決済のスワップ金利だけでなく、決済利益も割と発生しています。
では、2019年の南アフリカランド円の全約定履歴を見てみます。
まずは2019年のチャートです。
年初のドル円フラッシュクラッシュもあったこともあり乱高下していますが、レンジとしては6.9円~8.2円を推移しました。
2019年全約定履歴
では、2019年の全約定履歴です。
ドル円フラッシュクラッシュの前半には7.5円前後で買うことができています。その後、8円台で利確。
8月の6円台でもしっかりと買っており、その後、利確できています。
もう少し大胆に買ってもよかったかなという感じですが、ルール通り、下がって買い、上がったら売りつつ、スワップを貯める戦略が1年を通してできました。
2019年の合計決済利益は・・・
15,035円
もう少しとれたなというのが個人的な感想ですが、また8円台に戻ったときに決済を増やしたいと思っています。
年間を通してプラスであることを良しと考えたいと思います。
引き続きスワップを貯めつつ、利益を増やしていきます。
以上、6年も続けている南アフリカランドスワップ投資の状況をまとめました。
スワップ金利を30万円まで貯めるのに6年もかかっていますが、やはり、ほったらかしで増えてくれるのは嬉しいですね。
今は月1万円ほどのスワップ金利が発生するまで買いポジションを増やすことができていますので、この調子でコツコツ増やし続けたいと思います。
ただ、南アフリカランドは暴落リスクも高い通貨です。
動かないからと言って、調子に乗ってレバレッジをかけて買いポジションを増やしてしまいますと、暴落が起き、一気に強制ロスカットとなってしまいますので、今後も慎重に投資をつづけなければなりませんね。
大きく買うのは暴落を待ってからという感じで、引き続き慎重にスワップ投資を続けていこうと思います。
以上、少しでもお役に立てれば幸いです。投資はくれぐれも自己責任、自己判断でお願いいたします。