★スワップ金利の高い南アフリカランド円FXスワップ投資の始め方を初心者向けに解説しています。
政策金利3%、FXにおける南アフリカランド円のスワップ金利も想定利回り3%超の通貨ですが、その分、暴落・塩漬けリスクは高い通貨です。
ある程度の投資経験がある方、リスク覚悟で投資したい方のみご覧いただくことをおすすめします。
南アフリカランド円FXとは?
南アフリカランド円FXとは、南アフリカランドの通貨と日本円を交換するトレードのことを言います。
ZAR/JPYと表記されます。
要は日本円を売って、南アフリカランドを買うというわけです。
今では、FX口座があれば、簡単に南アフリカの通貨にも投資ができるというわけです。
南アフリカランド円チャートをみる
南アフリカランド円の10年チャートを見てみましょう。
(参照元:SBI証券南アフリカランド円チャート)
これは1ランド買うのに日本円がいくら必要かを示すチャートです。
10年前は13円ほどでしたが、2021年は7円前後を推移しています。
2020年コロナショック、原油安の影響もあり、6円割れと市場最安値を更新しました。
コロナショック時はどうなることかと思いましたが、しっかりと7円まで回復しています。
暴落はありますが、戻りもしっかりある通貨という印象ですね。
南アフリカの政策金利推移
続いて南アフリカの政策金利の推移を見てみましょう。
政策金利 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2021年 | 3.50 | 3.50 | 3.50 | 3.50 | 3.50 | 3.50 | 3.50 | 3.50 | 3.50 | |||
2020年 | 6.25 | 6.25 | 5.25 | 4.25 | 3.75 | 3.75 | 3.50 | 3.50 | 3.50 | 3.50 | 3.50 | 3.50 |
2019年 | 6.75 | 6.75 | 6.75 | 6.75 | 6.75 | 6.75 | 6.50 | 6.50 | 6.50 | 6.50 | 6.50 | 6.50 |
2018年 | 6.75 | 6.75 | 6.50 | 6.50 | 6.50 | 6.50 | 6.50 | 6.50 | 6.50 | 6.50 | 6.75 | 6.75 |
2017年 | 7.00 | 7.00 | 7.00 | 7.00 | 7.00 | 7.00 | 6.75 | 6.75 | 6.75 | 6.75 | 6.75 | 6.75 |
2016年 | 6.75 | 6.75 | 7.00 | 7.00 | 7.00 | 7.00 | 7.00 | 7.00 | 7.00 | 7.00 | 7.00 | 7.00 |
ここ数年、政策金利は3%~5%と高く、日本の政策金利0.1%をはるかに上回るため、投資の対象として、FXでも人気を集めています。
※コロナの影響で世界的に利下げが続いています。
南アフリカランドFXスワップ投資を解説
「南アフリカランドFXスワップ投資」ですが、南アフリカランドの金利の高さを狙って、FXで投資をする手法のことを言います。
FXもスワップ金利という形で、通貨の金利差を受け取ることができます。
まるで外貨預金のような感じで、高金利を狙って投資をするというわけです。
(後述しますが外貨預金では投資するのはおすすめしません。)
南アフリカランド円FXの場合ですと、例えば、スワップ金利の高い「LIGHT FX」という口座を使えば、100,000ランドあたり、1日約111円ほどつきます。
仮にスワップ金利の金額が一定と過程すると
111円×365日=40,515円
そして、仮に南アフリカランドの価格が7円で1年間固定と過程すると
想定スワップ利回り
40,515円÷(7円×100,000通貨)=5.78%
利回り5%超となり、日本の銀行に預けるよりも相当に高い数値になります。
ただし、後述しますが、これは表面上の利回りです。リスクを考えると、実際の利回りはもっと低い可能性もあります。
マイナスとなる場合もありますので、上記数字は目安利回りであると考えてください。
南アフリカランド堅実投資法(かんべえ流)
南アフリカランドはスワップ金利は高いのですが、暴落リスクもあります。
私は2014年から南アフリカランドスワップ投資を続けていますが、長期的にトータルで勝つために以下の投資法を実践しています。
南アフリカランド堅実投資法
- 取引単位は3000ランド
- 基本はレバレッジ2倍以内(平常時はレバレッジ1倍以内)
- ランド円が下がるたびに買い増ししつつスワップ金利を貯める
- ランド円が上がってくれば少しずつ決済し利確
- 暴落時にこそ大きく買う(レバレッジ2倍まで)
南アフリカランドはとにかく暴落リスクが高いです。
50%以上の暴落もあり得ます。
ですので、レバレッジは2倍以内に抑えています。
取引単位は小刻みに売買ができるように3000ランド単位で取引しています。
このあたりはご自身の投資資金に合わせて調整してみてください。
そして、重要な点は「暴落時にこそ大きく買う」という点です。
南アフリカランド円の長期チャートを見てみてもわかる通り、暴落後にはほとんどの大きな戻りがあります。
2016年に6.2円まで大暴落、その後、9円まで回復しました。
つまり、6円台でもしっかりとかっておくことができれば、スワップ金利+為替差益の両得を得ることができたわけです。
また、2020年も5円台に暴落後、7円近くまで回復しています。
もちろん、暴落時に買うというのは落ちたナイフをつかむことです。
そのため、リスクは非常に高いです。ですので、平常時はレバレッジ1倍、暴落時にはレバレッジ2倍以内に抑えれるような資金管理をしていくことが大切となってくるわけです。
この投資法で長年トータルプラスとなっていますが、どうなるかわかりません。暴落したままデフォルトということもありえます。
リスクを理解し、投資は余剰資金で、自己判断・自己責任でお願いいたしますね。
南アフリカランドFXスワップ投資の始め方・手順
では、南アフリカランドFXスワップ投資の始め方を解説します。
後述しますが、私は2015年から南アフリカランドスワップ金利投資を続けてきて、結局、稼ぐことができたのか?という体験談、今後も南アフリカランドに投資をして稼ぐことができるのか?という個人的な見解も書いていますので参考にしてほしいです。
まずは、初心者の方向けに手順を解説いたします。
手順①:FX口座を開設する
まず、FX口座を開設します。
選び方の基準としてはスワップ金利が高く、スプレッドが狭く、1000通貨以下から取引ができる口座を選びます。
南アフリカランド円(ZAR/JPY)についてFX口座を比較してみましょう。
FX会社名 | スワップ | スプレッド | 最小取引通貨単位 |
LIGHT FX | 101円 | 0.8銭 | 1,000 |
ヒロセ通商 | 90円 | 0.8銭 | 1,000 |
JFX | 90円 | 1.0銭 | 1,000 |
みんなのFX | 81円 | 0.9銭 | 1,000 |
SBI FXトレード | 80円 | 0.99銭* | 1 |
GMOクリック証券 (FXネオ) | 60円 | 1.0銭 (原則固定) | 100,000 |
GMOクリック証券 (くりっく365) | 60円 | 0.96銭(変動) | 100,000 |
外為ジャパン | 50円 | 1.4銭 | 1,000 |
DMM FX | 50円 | 1.4銭 | 10,000 |
外為オンライン | 60円 | 15銭 | 10,000 |
セントラル短資FX | 10円 | 1.9銭 | 10,000 |
*ただし、取引数量によって変化
*10,000通貨単位より1.99銭~
スワップ金利の高さ、スプレッドの狭さ、1000通貨単位以下でトレードができることを加味すると
- みんなのFX
- LIGHT FX
- ヒロセ通商
- JFX
- SBI FXトレード
以上の口座が南アフリカランドスワップ投資に適しています。
おすすめは「LIGHT FX」です。
南アフリカランド以外の新興国通貨もスワップ金利が高く、大変動時もそこまで大きくスプレッドが広がらないようですので、評判が高まっています。
また、なぜ1000通貨以下で取引ができる口座をおすすめするかというと、少額からコツコツ投資をすることができるからです。
1000ランドであれば約8,000円です。口座に8,000円預けていればレバレッジは1倍となり、ロスカットのリスクはほぼゼロになり、外貨預金のように超保有しながらスワップ金利を得続けることができるからです。
手順②:トレードルールを決める リスクを抑えた投資法
続いてトレードルールを決めます。
基本的には南アフリカランドをFX口座で買えば、スワップ金利が毎日発生しますので、これでスワップ投資は完了です。
しかし、レバレッジをかけてしまうとロスカットしてしまうリスクがありますので、私が実践している堅実投資法を紹介します。
やり方は単純で
- レバレッジを1~2倍以内に抑える
- 0.2~0.5円ランドの価格が下がるごとに買いポジションを増やす
- 下がりきったところでレバレッジが2倍くらいにおさまるのが理想
- 0.3円~1円上がってきたら少しずつランドを決済して為替差益も得る
- 平常時は保有しスワップ金利を増やしていく
このような手法です。まあナンピン買いといわれたらそうなのですが、レバレッジを上げないように長期的に回復を待てるように投資するのがポイントです。
数字を入れて考えると
- 口座に10万円入れる
- ランドの価格が7円の時に1,000ランド購入(約7千円分)
- 6.5円、6円と下がるにつれて1,000ランドずつ買っていく
- 底値あたりで買いポジションが30,000ランド前後(約20万円分)に抑えれるようにする
- ランドの価格が上がってきたら、また、1,000ランドずつ返済していく、ただし、すべて売ってしまうとスワップ金利も入らなくなるので、ポジションが半分くらいになるまでに抑える
このような感じで、レバレッジを抑えれば急落時もロスカットされず、長期的に回復を待ちながらトレードすることができます。
ただし、これはランドの価格が6円が底値であると過程した場合です。後述しますが、新興国通貨はトルコリラのように下がり続ける可能性も高いので、安定投資と思って始めるべきではありません。
手順③:注文する
続いては注文方法です。
「みんなのFX」を例にご紹介します。
(LIGHT FXも同系列のため操作方法、管理画面はほとんど同じです。)
スマホではなくPCでの操作になります。
1.ログイン後「FX」タブの「WEBトレーダー」をクリックします。
- 新規注文をクリック
- 「指値・逆指値」注文をクリック
- 通貨ペアをZAR/JPYにする
- 数量を0.1lot(1,000ランド)
- 売買を「買」
- 執行条件を「指値」
- 注文価格を設定します。この記事を書いているときが7.6円でしたので、とりあえずそれで。
これで注文完了です。
4.指値買い注文を並べておく
あとは、買い指値を並べておきましょう。
例えば、0.2円ずつ、1000ランドずつ買い注文をいれておくという感じです。
このような感じで指値注文をしておけば、6円一時的に暴落したときにも約定しますので、底値で買える可能性があります。
また、買いが約定したら売り決済注文も同時に入れるIFD注文も可能です。
そこまで乱高下するケースはありませんし、急いで売る必要もないかと思いますので、基本は使わなくていいかなと思います。
南アフリカランドFXスワップ投資のリスク
南アフリカランドFXスワップ投資のリスクはやはり、南アフリカランドの価格がどんどん下がり続けるということです。
スワップ金利がいくら高くても、それ以上に含み損が増えてしまっては意味がありません。
そして、いずれ戻ればいいのかもしれませんが、戻らなければ、利回りはマイナスとなります。
そのリスクは政策金利6.75%という数字に表れています。
物価上昇率(インフレ率)から下落の可能性は高い
南アフリカランドの物価上昇率は約5%です。(参考:世界経済のネタ帳:南アフリカのインフレ率の推移)
そして、日本のインフレ率は1%前後ですので、単純に考えると、差は4%あります。
つまり、円の価値とランドの価値も4%ずつ差が広がると考えると、どんどん対円に対するランドの価格は下がっていくことになります。
スワップ金利は5%でも実質利回りは低くなる可能性はあるわけです。
この点は「トルコリラをFXで3年半投資し続けて実感したリスクと本当の利回り」の記事でも書いた通り、トルコリラと同じです。
改めてチャートを見てみましょう。
大きく見ると下落トレンドです。
ちなみに2000年頃はランドは20円ほどありました。それが、現在は10円を割っています。(参考:南アフリカランド円推移)
リーマンショック等で大きな暴落があったときの戻りで回復している期間もありますが、基本はずっと下がり続ける可能性があるというわけです。
ただ、完全な相関関係はなく、大統領が変わったり、政策が変わったりすると、2018年には6円台から回復し、9円台まで戻ってきています。
また、日本はインフレ率を上げることを目指しています。
2%を目標にしていますし、ハイパーインフレが起きて、さらに上がる可能性もあるわけです。
また、市場の心理で何かのファンダメンタルなニュースがきっかけで、一時的に高騰する可能性もあるわけです。
原油価格にも影響しますし、トルコリラとの相関性もありますので、トルコと米国との関係が改善したりすると、大きく上がる可能性もあります。
ただ、長期チャートを見てもわかる通り、下落し続ける可能性が強いというのはご理解ください。
恐らく、ずっと保有し続けると、実質利回りは0~2%ほどになってしまうでしょう。
では、南アフリカランドスワップ投資はやめておいた方がいいのか?という点ですが、一概にはそうとも言い切れません。
実際に南アフリカランドに2年半投資した結果
まずは、私が2014年から実際に投資をした結果をご覧ください。
⇒結果:南アフリカランド/円FXを2年半続けていくら儲かったのか?
2014年からひたすらナンピン、上述した投資法で買い続けました。
もう一度チャートを見てみましょう。
2014年は10円台で、2016年に6円台に暴落、約40%のマイナスです。その後、9円台に戻ってきています。
結果、トータルではプラスになっています。なぜなら、下がりすぎた6円台でも買えているので、9円台に戻ったとき、トータルでは為替損益もプラスとなり、さらに貯まっていたスワップ金利もあるので、文字通り利回りは5%を超えたというわけです。
これは一つに運が良かったといえます。
確か原油安が影響だったと思いますが、6円台はちょっと下がりすぎだったというわけですね。
ということは、こういった大暴落時に積極的に買っていれば、トータルではプラスになる可能性が高いということです。(デフォルトしないことが条件)
ただ、塩漬けの期間があります。
米ドル円でしたら、塩漬けの期間がほとんどないので、スワップ金利は低くても売買益を得ることができるので、トータルの利回りは高くなると思われます。
これは同じく新興国通貨でFXで人気のトルコリラにも同様に言えることです。
トルコリラのチャートですが、2018年の15円台はさすがに下がりすぎということで一時22円まで戻しています。まあ、これでも下がりすぎなのですが・・・。
南アフリカランドスワップ投資は結局儲かるのか?
では、南アフリカランドスワップ投資は結局儲かるのか?
「トルコリラをFXで3年半投資し続けて実感したリスクと本当の利回り」でも書いた通り、南アフリカランドもトルコリラ同様、塩漬けの期間がありますので、実質利回りは米ドルより低くなる可能性が高いです。
なぜなら、米ドル円は下がってもまた元値に戻る可能性が高く、何度も売買益の往復をすることができ実質利回りが高くなるわけです。
リーマンショック時確かに80円を割りましたが、2015年には120円に戻り、また、英国EU離脱時は100円を割りましたが、また110円に戻っています。
つまり、下がって買っておけばいつか戻る相場に、現在はなっているわけです。
ですので、私も「FXで米ドル積立投資を1年間続けてみた結果」などで書いた通り、米ドルをメインにスワップ投資をしています。
しかし、南アフリカランドはリーマンショック前の20円にはなかなか戻る気配がありません。
むしろ、今が円安好景気とすると、再びリーマンショック級の出来事があれば、さらに下がることが予測されます。
つまり、南アフリカランドは買っておけばいつか戻るというものではない可能性が高いわけです。
ただし、可能性はあります。
上述した通り
- 下がりすぎた暴落時を買う
- 日本でハイパーインフレが起きる
この2点から、南アフリカランドに投資しておく価値はあると思います。
暴落時に買う戦略はありですね。2016年の6円台で買うのは怖いですが、ここで買っておけば、大きく稼ぐことができたわけです。
次にハイパーインフレの可能性です。
例えば、日本・世界が好景気となり、米ドル円が120円、130円、150円となる可能性もあるわけです。
そうなったら恐らく米ドルメインに投資していたら、ほとんどの買いポジションを決済してしまうでしょう。
そうなると、投資資産がなくなってしまうのですが、南アフリカランド等の新興国通貨も1ドル150円になったときはさすがに上がっているでしょうから、持っておくことで長期的にプラスになるというわけです。
ちなみにこの記事を書いている2019年5月21日時点のポジションはこのような感じです。
含み損よりスワップ金利の方が高く、トータルではプラスになっています。しかし、塩漬けの期間も長く、利回りが6%なのかというと、現時点では達成できていませんね。
かんべえの投資方針
結局、私の投資方針ですが
- メインは米ドル円:80%の資金
- サブとして南アフリカランド:5~10%の資金
という感じで少額で行きます。
そして
- 大暴落時に多めに買う
2016年の6円台に暴落したときなど、勇気をもって多めに買い、9円台に戻ったときに半分くらい決済して、後は持ち続けたいと思います。
なかなか可能性としては薄いですが超円安時代になったときに、大きな利益を生みだしてくれることも期待しつつ、少額ですが長期保有もしていきます。
追記:スワップ金利が30万円を突破しました。
追記です。2020年も引き続き南アフリカランドスワップ投資を続けていますが、累計の未決済スワップ金利が遂に30万円を突破しました。もうすぐ40万円です。
南アフリカランド7円行きそうですね!期待です。ようやく含み損をスワップがカバーできそうですね。 pic.twitter.com/LtmBtssvUu
— かんべえ@投資軍師 (@kanbei_toushika) December 9, 2020
現状、暴落もあり含み損は大きいですが、スワップ金利でカバーできるまで回復できています。
やはりコツコツ続けるのがいいですね。今では毎月1万円ほどのスワップ金利が発生するようになっています。
メインの資産運用の一つとして、今後も続けていきたいと思いますね。
まとめ
以上、南アフリカランドFXスワップ投資の始め方について書かせていただきました。
まとめますと
- 南アフリカランドの政策金利は3.5%
- FXであればスワップ金利という形で高金利のメリットを享受できる
- FX口座はスプレッドが狭く、スワップが高く、1,000通貨以下で取引ができるところを選ぶ
- おすすめは口座は「みんなのFX」「LIGHT FX」
- レバレッジ2倍以内になるように買い指値注文をしかけておく
- 約定したらスワップ金利を得つつ、価格が回復するのを待つ
- ランドが上がってきたら少しずつ決済し為替差益も得る
- ランドは長期的にどんどん下がっていくものだと理解する
- 実質利回りは低くなる可能性も理解する
- 資金配分は20%以下がおすすめ
- かんべえは暴落時に多めに買う投資法で稼ぐ予定
FX口座があれば、スワップ投資を始めるのはとても簡単ですが、リスクの高い通貨は実質利回りが低くなることも視野に入れる必要があります。
このままのインフレ率が推移するとなると、下落トレンドはずっと続くと思われます。
ですので、私はメインの投資ではなく、あくまでサブで、資金配分を20%以下に抑えて、投資をします。
そして、暴落時、下がりすぎたときには、勇気をもって多めに買うという戦略で行こうかと思います。もちろん、通貨がデフォルトしないことが条件です。
ただし、投資のタイミングをうまくすれば、スワップ金利+為替差益を得れる可能性もありますので、そうなると、かなりパフォーマンスの高い投資となるでしょう。
また、可能性は薄いですが、ハイパーインフレが起きたり、南アフリカでバブルが起きたりした場合、南アフリカランドの価格も高騰するでしょうから、そういったラッキーも期待しながら投資をしたいと思います。
以上、南アフリカランドスワップ投資についてまとめてみました。リスクの高い通貨ですので、投資は慎重に、自己責任・自己判断でお願いいたします。
口座開設は以下よりどうぞ
LIGHT FXで南アフリカランドスワップ投資を始める