★2011年アジア通貨危機の時期には17,900円まで高値を付けたVIX1552が、2016年4月には史上最安値438円まで暴落!
将来株価が10,000円に戻ることがあるのか?長期保有し続けていいのか?検証しました。
2020年3月追記:コロナショックでストップ高となっています。
⇒追記:コロナショックにより急上昇中、投資するべきなのか?を見る
ども。投資軍師のかんべえです。
かなり昔に投資した「1552 国際のETF VIX短期先物指数」ですが、ま~、ずっと、もうずっと下がっていますよね。
初めて見る方に簡単に解説しておくと、1552VIX短期先物指数は世界経済が恐怖を感じるほど高くなる銘柄で、NYダウ平均株価が下がると、逆に株価が上がるような性質を持っている銘柄です。不景気連動型商品で大不況時に持っておけば利益を得れるのではないかと思っています。
まあ個人的には面白い銘柄、可能性のある銘柄だなと思い、注目しているのですが、保有してから3年以上経ちますが、一向に上がってこないですね。。。
さすがに参考にしていただいている読者の方にも申し訳ないので、改めて現在の状況を書こうと思います。
※2019年12月追記、さすがに失敗した投資として取り上げました・・・。
以下は過去記事です。
目次はこちら
- 1552VIX短期先物の株価が史上最安値を更新
- 本来であれば株価10,000円を突破する可能性のある銘柄のはずだが・・・
- 1552VIX短期先物指数の現物長期投資法について
- ベア系銘柄は長期保有は向かない?コンタンゴで減価
- 本当に1552VIXの株価は10,000円を超えるのか?(株式併合前)
- 1552VIX短期先物指数と相対する銘柄 2049 NEXT NOTES S&P500 VIX インバースETNもある
- 結局、株価が爆発する可能性はあると信じています・・・
- ETFにおすすめの証券会社 松井証券なら1日約定代金50万円まで無料
- VIXの空売りならCFDの米国VIで可能 信用取引よりCFDがおすすめ
- でもVIXが上がらないほうが世界が平和でいいですよね
- 2020年2月追記:コロナショックでストップ高となっています。
- 暴落対策でおすすめはユーロ円売りか?
1552VIX短期先物の株価が史上最安値を更新
2016年4月19日に1552VIX短期先物指数は株価438円まで下落し、史上最安値を更新しました。
ここ1年の株価の推移を見てみましょう。※2016年4月時点です
2015年8月11日に当時の史上最安値488円を付けました。日経も20,000円台だったと思いますね。その後、大きく上げています。
「2015年8月投資収益報告」でも書いていますが、このとき上海市場が大暴落し、米国利上げ、原油安なども重なり、市場が混乱しかけていました。
世界経済が混乱しかけていたということもあり、1552VIX短期先物指数も高値906円まで上がりました。やはり恐怖指数と呼ばれるだけありますね。
その後は、徐々に市場が安定し、VIXも1000円を超えずに下落、しかし、「2016年1月投資収益報告」にも書いていますが、2016年に入ってからは原油安の影響で大きく上昇、マイナス金利も合わせて混乱を呼び、VIXも800円台を突破しました。
ですが、その後は相場が安定し、ジワジワ下落、遂に安値488円を割り込み、1552VIX短期先物指数は史上最安値の438円を記録しました。
いつになったら上がるのやら。。。
ちなみに1552VIX短期先物指数は結局のところNYダウが下がると上がる銘柄であると感じています。
いかがでしょうか。VIXのチャートと見比べてみると逆相関になっているのがわかるかと思います。まあ正確には違うんですけどね。
本来であれば株価10,000円を突破する可能性のある銘柄のはずだが・・・
なぜこの1552VIX短期先物指数に投資しているかといいますと、本来であれば株価が10,000円を超える可能性を持っていると思っているからです。
ここ5年間のVIXのチャートを見てみましょう。
ギリシャショック、アジア通貨危機などの影響で経済が大混乱していた2011年には最高値17,900円を付けています。現在の株価が450円なので40倍くらい違いますね!
本来であればこれだけ株価が上がる潜在能力を持っているんだと見込んでいます。最近は経済が安定し続けているためどんどん下落しているだけだと思っているんですが。。。
1552VIX短期先物指数の現物長期投資法について
改めて1552VIX短期先物指数の投資法方法ですが、ひたすらナンピン長期保有です。
株価が50円下がったら10~100口ほど買っていっています。そして、上がるまでひたすら待つ、無限ナンピンですね(笑)
まあ上がるたびに少しは決済していっています。短期的な売買もあります。
貸株金利も0.1~0.5%ほど付きますので、長期保有しつつ貸株に出して小銭も稼いでいます。
長期保有しつつ、いつか株価が暴騰して10,000円を突破するのをひたすら待っています。
現物で買うことに意味があります。信用取引ではずっと保有し続けることはできませんので、とにかく現物です。空売りなんてしません。
おかげさまで含み損が100万円に近づいています
2012年あたりから買い始めて・・・・
まさか1000円割るとは!よし買いだ!
まさか700円割るとは、よし買いだ!
まさか600円割るとは、よし買いだ!
まさか500円割るとは・・・・買いか?
450円割るとは…大丈夫かこれ?
含み損・・・・876,570円!!!!
(2016年4月26日時点)
まあ・・そうなりますね(笑)
この銘柄が日の目を見る日は来るのでしょうか・・・・
ベア系銘柄は長期保有は向かない?コンタンゴで減価
このあたり、私は詳しく説明できないのですが、ベア系の銘柄は連動する指数が動かなくても保管コストの影響等でジワジワ減価していくようです。コンタンゴというのですが、1552VIX短期先物指数もコンタンゴの影響を受けます。
ですので、1552VIX短期先物指数は長期保有に向かないと言われています。なぜなら持っているだけでジワジワ減価していくからです。
いやまあ、それはわかるけど、じゃあいつ買うのって話ですが、それは世界経済が混乱する前兆があったらっていう話ですが、それがわかれば苦労ないっすよ・・・
2015年だって、ギリシャのEU離脱問題で再び世界経済が混乱するかと思いましたし、上海市場が暴落した時もそうですし、2016年に入った時もそうです。どれも前兆に感じましたが、その時買ってたら高値をつかまされてしまい、もっと含み損が増えていたところです。
どの銘柄もそうですが、結局、下がった時に買うしかないのでは?と思いますね。
世界経済の混乱が確定してから買ってたのでは遅いですよね。だからこれからも長期保有ナンピン買いを続けていこうと思っています。
本当に1552VIXの株価は10,000円を超えるのか?(株式併合前)
1552VIX短期先物指数は上述したコンタンゴの影響でどんどん減価していくので、たとえリーマンショック並の大恐慌が起こったとしても株価が10,000円を超えることはないのではないか?という説もあります。
個人的にはそんなことはないと思います。
なぜならコンタンゴとは逆のバックワーデーションというのもあるからです。
バックワーデーションは何かの突発的な材料で期近のコントラクトの値段が跳ねてしまったときに起こる現象(楽天証券サイトより)
当然、世界大恐慌が起こった時には「何か突発的な材料」が発生することが考えられます。そして、その期間が長ければ長いほど、コンタンゴとは逆にどんどん増加していくでしょう。現在はコンタンゴの時期がほとんどを占めていますが、不況時はその逆になるのではと予測されます。
大恐慌が短期間で終わったのであれば、株価は10,000円になることはないでしょうけど、リーマンショック、ギリシャショック並に長引けば十分に回復する可能性はあると思います。もちろん、なんの根拠もない個人的な見解です。
1552VIX短期先物指数と相対する銘柄 2049 NEXT NOTES S&P500 VIX インバースETNもある
実は1552VIX短期先物指数に相対する銘柄が2015年に上場しました。
それが「2049 NEXT NOTES S&P500 VIX インバースETN」です。
こちらはまだ2015年に上場したばかりですのでデータが少ないのですが、1552VIXと相反するものとなっています。
こちらはコンタンゴの時期に増価することになるのですが、であれば、長期保有したほうがいいだろ?という理屈にはならないはずです。
2049についてはVIXについてかなり詳しく分析しているサイトがありましたので参考にさせていただきました
⇒XIV(2049)をめぐる増価と減価 増えてんのか減ってんのかハッキリしろ
こちらも1552の長期保有には反対のような感じですが・・・
VIXインバースは2018年に早期償還されました
⇒なぜ野村證券はETNの早期償還を謝罪したのか
買わなくて正解でした・・・。
結局、株価が爆発する可能性はあると信じています・・・
結局、1552VIX短期先物指数は10,000円台に回復するのか?長期保有でナンピンし続けていいのか?それはわかりません。
ただ、個人的には再び10,000円を超えることはあると思っています。
上述の通り、突発的な事象ではバックワーデーションが発生しますし、リーマンショック並の混乱が起きれば連日下げが続くことも十分に考えられます。
実際になってみないとわかりませんが、これからもあくまで余裕資金で買い続けようと思います。
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(松井証券公式サイトより抜粋)
ETFVIX短期先物であれば、1株から買うことができますし、1日約定代金を50万円未満に抑えることは容易です。
実質手数料無料で取引ができますので、こちらもおすすめですね。ETF以外の取引でも重宝しています。
その他、ETFは通常の株と同じ取扱ですので、手数料や使いやすさを考えれば
あたりでも問題ございません。
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このまま安定相場が続くと想定して、私が損し続けると思うのであれば、CFDで売って利益を上げるのもいいかもしれませんね・・・。
※米国VIの空売り投資法はこちら
⇒米国VIを売りのみで稼ぐ堅実投資法(相場安定時にコツコツ稼ぐ)
でもVIXが上がらないほうが世界が平和でいいですよね
もちろん、1552VIXはずっと安いままのほうがいいでしょう。これが10,000円台になるっていうのは一体世界経済がどれだけ混乱しているのかわかりません。株価の暴落を日々願うような不謹慎なことはしたくありません。
ただ、歴史は繰り返されますので、もし、過去のような大恐慌が起こった時でも、ある程度の利益を得れるように買っておくというのは何も悪いことではないでしょう。
私も1552VIXだけを買っているのではなく、色々な銘柄に分散投資し、相場がどんな状況でも利益を出せるようにしていっています。株価がどんどん上がってハッピーになってくれることを願っています。
要はVIXが下がっている好景気時には本業で稼げばいいんです。ただ、不景気になったときに、本業も投資もアウトじゃ困りますので、買っているだけです。もちろん、不況になったからといって上がる保証はありませんが。
ではでは、最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。あくまで個人的な見解ですので、投資は自己責任でお願いしますね。
追記:2016年11月8日:大統領選挙に向けて500口買い増ししました。
⇒VIX1552を500口買足しました。米大統領就任後の2年間は景気低迷と予想。
2017年1月24日追記:その後もどんどん下げて、現在は140円台です・・・泣 もうどうしようもないなと思い、塩漬け放置です・・・
株式併合決定 2017年5月24日追記
世界市場が安定し続けており、株価は100円となりました。そして、株価が下がりすぎた結果を受けて、9月にVIXの株式併合(200口⇒1口)が決定しました。9月になると株価が200倍となり、保有株数は200分の1になるということです。
もちろん、実質は変わらないのですが、より下値に行きやすくなるのは間違いなさそうですね。どんどん下がり、どんどん価値がなくなっていっていますね。
結果論ではありますが、長期保有失敗しております・・・笑
やはり、よくわからないものには投資をするな、すぐに簡単に金持ちになろうとするな、というウォーレンバフェットの言葉が身に染みますね笑
ただ、しばらく持ち続けて、株式併合後、また株価が100円台になるようなことがあれば、大きく買うつもりです。
減価、減価といわれ続けていますが、上場株式である以上、リーマンショック級の大不況が続けば、先物買いで上がり続けることはあると思っています。となると、バックワーデーションが起き、株価が高騰することもゼロではないでしょう。
期待せずに待ちたいと思います。もちろん、世界情勢が平穏であることが何よりですので、このまま下がり続けてくれるのもいいでしょう。他の個別株や外貨で利益が出ていますので、リスクヘッジになっています。
なるようになるということで、放置しておきます。
・・・とここまで過去記事でした。
2020年2月追記:コロナショックでストップ高となっています。
追記です。2020年2月28日、世界的にコロナショックの影響で株価暴落しています。
そして、下落を続けていた「ETFVIX短期先物1552」ですが、コロナショックによる株価暴落を受けてストップ高となっています。
確かに「ETFVIX短期先物1552」は暴落時には上昇する銘柄です。
これを見て、このETFを暴落対策に買おうと考えている人も多いかもしれません。
暴落対策に使える保険的銘柄だと思うかもしれません。
ただ、なかなか難しい銘柄です。
リーマンショックならぬコロナショックで株価の暴落が続けば、確かに買って大きく利益をあげることができるかもしれません。
レバレッジをかけた商品ですので、株価が何倍にもなる可能性はあります。
ただ、一方で、株価安定時、上昇時にはずっと下落を続けます。
なんと、株価は100分の1以下まで下がってしまう銘柄なんです。
先物に連動するETFは連動する先物が限月を迎えると、期先のものに乗り換えます。
この場合、期先の先物価格は高い場合が多く、乗り換えコストがかかります。(コンタンゴ)
まあ、要は株価安定時・上昇時はずっと価格を下げ続けるものなので、株価暴落が一回来たからと言って、株価が元値に戻るものではないというわけです。
また、ETFですので、信託報酬もかかり、それも株価に反映されています。
つまり、長期保有を考えるのであれば、これからずっと下落トレンドが続くということが前提です。
もちろん、今から投資する人は、これからもコロナの影響で株価暴落が続くと考えるのであれば、買いもありでしょう。
しかし、もし、その予想が外れたら、即損切りすることをおすすめします。
ずっと保有してしまいますと、保有コストのかかるこの銘柄はどんどん株価が下がってしまい、ちょっとやそっとの経済ショックでは買ったときの価格には戻りませんからね。
私も過去、リーマンショック対策として買い続けていたのですが・・・。このように下落が止まらず、含み損は200万近くなっています。
確かに、今回の暴落で少し含み損は減りましたが、投資のタイミングを間違えると、このように塩漬けとなってしまいますので注意が必要です。
「これまで失敗してきた投資を振り返ってみます。」の記事でも詳しく書いていますので参考に。
よって、このVIXETF1552を買うのであれば
- これから暴落が続くという前提に賭けるのであれば買うのはありかも
- 予想が外れた場合は即損切りをするのがおすすめ。長期保有はかなり勝率が低い。
まあ、はっきりいって「よくわからないもの」には投資しない方が良いでしょう。
私も、過去に買ってしまっているので、ある程度、上がったところで売りたいと思っていますが、新たに買いたいと思いません。
同じく、日経平均ダブルインバースや日系平均VIも、程度は違えど同じ性質ですのでご注意を。
コロナショックいつまで続くかわかりませんが、早く収束することを願います。
マクロで下がった時はミクロで買えということで、個別銘柄や米ドルを買っていくようにしています。
今後の見通し さらに株価上昇中
さて、コロナショックの影響で株の暴落が止まりません。
そして、VIXETF1552は連日価格をを上げています。
これは想定外ですが、当初、買いまくっていた「リーマンショック級の暴落があれば株価は戻る」というのが現実味を帯びてきました。
しかし、まだまだ株価は低いです。
2020年3月13日時点のVIXETF1552を見てみましょう。
株価はその後、16,000円超になっています。もともと、7000円台でしたので、倍になっているわけです。
しかし、まだまだ、当初の価格には程遠いです。
そして、現在の損益ですが
塩漬けダブルインバースとvix短期。さすがにvixはまだまだ厳しそうですね… pic.twitter.com/IdVbQxx8m4
— かんべえ@投資軍師 (@kanbei_toushika) March 13, 2020
日経ダブルインバースの方はもうすぐで含み益となりそうですが、VIXETF1552はまだまだかかりそうですね。。。
株価16,000円突破していますが、株式併合前の株価に置きなおすと約80円。
私の平均取得単価は360円ですので、可能性はゼロではありませんが・・・もう少しホールドしてみたいと思います。
さて、VIXTETF1552の今後の見通しですが、株価暴落がさらに数ヶ月、半年以上続けば、株価100,000円もあり得る気がします。
これを理解するためにはバックワーデーションを理解する必要があります。
まず、連動する指標であるVIXのチャートを見てみましょう。
(参照元:VIX指数チャート tariding view)
リーマンショックの数値を超えてしまいましたね・・・(;^_^A
まあ、それはさておき、VIXが高止まりするとどうなるか?
毎月バックワーデーション(価格調整)が起きます。
VIXチャートは直近限月の先物チャートです。
つまり、毎月期限が来て、次の先物に乗り換えています。
それで、VIXの値が高い場合、1ヶ月先のVIX先物の価格はどうなるか?
今より相場が落ち着いているはず、その可能性が高い、ということから、期先の価格が低くなります。これがバックワーデーションです。
こちらを見るとわかりやすいです。
(参照元:VIX Central)
こちらはVIX先物価格、1ヶ月先、2カ月先、3ヶ月先の価格です。
現在、期近のものが58となっていますが、1ヶ月先の先物価格は47です。
ですので、期近のものが期限がきたとき、1ヶ月先の価格に乗り換えると、価格は下がります。
これがバックワーデーションです。
正確には期限がきたものは決済し、そして、1ヶ月先物に買い替えるということが行われているわけです。
売買手数料等はないとして、実質は変わっていないにもかかわらず、価格が下がることになります。
しかし、また、VIXの価格が50と上がってくると、また1ヶ月先の価格は40くらいと低くなり、バックワーデーションが続くわけです。
つまり、VIXチャートは天井が60あたりと思われていますが、実質はなんども価格調整を繰り返したうえでの60なわけです。
仮に
50⇒40
に価格調整され、そして、その後もVIXが上がり、また40⇒50になるとどうなるか?
それは価格調整前の50⇒60に相当するわけです。
そして、そのVIX先物指数に連動するETFVIX1552はどうなるか?
毎月バックワーデーションが続くことで、実質連動価格は
50⇒60⇒70
という感じで上がり続けることになります。
つまり、このバックワーデーションが続けば、元値である株価100,000円以上になる可能性は十分にあるということです。
今までは、逆でした。
もう一度チャートを見てみましょう。
VIXは2015年あたりからずっと20以下。安定が続きました。
そうなるとどうなるか?
毎月逆のコンタンゴが発生します。
つまり、価格は12⇒15と価格調整され、また下がって、上がる。
これを繰り返しているわけです。
VIXチャートが底堅く、10を下回らないように思えますが、それは毎月価格調整されているからです。
では、このコンタンゴが続くとETFはどうなるか?
底なしで株価が下がり続けます。
信託報酬も株価を押し下げますので、長期保有すると、このような底なしの状態になってしまうわけです。
ですが、現在は状況が逆です。
このバックワーデーションが続くと、恐らく逆の現象が起きます。
VIXは70以上にならなくても、VIXETF1552は上がり続けるでしょう。
果たしてどこまで上がるのか?
つまり、今後の見通しとしては、VIXが高止まりし続けるのであれば、VIXETF1552は果てしなく上がり続けるということになります。
私もまだ保有していますので、せめて含み損がなくなるまで上がってほしいところです。いや、不況は続いてほしくありませんがね・・・。
暴落対策でおすすめはユーロ円売りか?
さて、VIX系ETFは保有コストがかかりますので、暴落対策にはしづらいということがわかりました。
もちろん、暴落直前に買うことができれば大儲けできると思いますが、そんな予想ができたら苦労はありません。
そうではなく、暴落対策としては平常時は保有コストがなく、暴落時にのみ利益をあげれるものに投資すべきです。
色々試しましたが、今のところユーロ円売りが良いと思っています。
株価が暴落すると円高になる傾向があります。そこで、ドル円ショートを考えますが、この場合、スワップ金利を支払わなければなりません。
一方、ユーロ円売りであれば、スワップ金利をもらいながら、円高対策することが可能です。
VIX等と比べると、値幅は小さいですが、平常時の保有コストがありませんので、塩漬けにしても、元値まで保有することが可能です。
「円高対策の投資としてユーロ円ショートは正解でした」の記事に詳しく書いていますので、参考までに。
まあ、このユーロ円売りも、いつまで通用する手法なのかはわかりませんが・・・。
引き続き、経過をご報告していきたいと思います。投資は自己責任で。
関連記事
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- 米国VIを売りのみで稼ぐ堅実投資法(相場安定時にコツコツ稼ぐ)
- 円高対策の投資としてユーロ円ショートは正解でした。
動画でも解説しています。
頑張ってください。
毒を食らわば皿まで。
全財産をつぎ込んででも、夢にかけてください。
ありがとうございます!
さすがに全財産はかけませんが・・・笑
数ある投資の選択肢の一つとして押さえておきます!
2017年6月2日(金) NISA口座にて10,000口(94円)買い付けました。
私は、RSIの指標をひとつの判断基準としていますが、今は過熱感を感じます。
終値92円となりましたが、あと92円しか下がらないのです。
ですから失っても、94万円と割り切って手掛けました。
NISA口座では譲渡益税が免税になりますから、とことん大化けする銘柄が理想です。
地政学リスクに溢れている世の中ですから、いずれか大きな下落相場が発生し、恐怖指数が暴騰する可能性は大です。
一般的な相場予想としては、2020年の東京オリンピックまで、まだ株価はあがるだろうとの意見もありますが、そのネタは織り込み済みでここらへんが頂点かなっと思い、1552を手掛けました。
今後の計画としては、NISA適用期間の5年間で不況感がピーク時に売却良予定です。
10,000円程度になってくれれば、100倍ですから1億円近くになる予定です。
譲渡益税がゼロですから、その売却益で割安な日本企業ブルーチップ銘柄に鞍替えする計画です。(例:NTT, JR東日本に挙げられる為替相場に影響がない企業)
私は、2009年の金融市場が混沌とした際、SUBARU(旧:富士重工業)が1株250円の時に取引して、良い結果を出しました。
しかし、その後さらに上昇し続け、5000円にまで達したことがありました。
とても身近で有名な銘柄が、「20倍」の値上がりです。
タラレバ話として、25万円が500万になっていたのです。
このことをとても後悔しており、また、いつかは達成してみせると思っているのです。
チューリップバブルや日本の80年代のバブル、他数々のバブル発生と崩壊を考慮すると、2012年からの株価の上昇はある意味「吊り上げ」かもしれません。
そうして巨万の富を得た資本家がいるわけですから。
一般投資家は一度の失敗で、こうした株式市場の再参戦が困難となります。
そして次の世代が挑戦し、また同じ手口で失敗を繰り返すもんだと思っております。
今はネット環境とスマホ普及率が高いこともあり、いとも簡単に大手金融筋にとっては大衆操作が可能な時代と思います。
(通勤電車で株価をチャックしている人がホント多いですし)
人の行く裏に、花はあると思います。
挑戦しなければ、実現しませんし、タラレバなんてつまらないですからね。
5年間気長に1552と付き合います。
やじまきんじさん、初めまして。
応援コメントありがとうございます!
そうですね。私も2013年株価が1700円の時からナンピン買いを続けていますが、まさかここまで長期間相場が安定するとは思いませんでした。
想定外といえばそれまでなのですが、やはりよくわからないものに投資をするのは良くなかったのでは・・・と反省も少しあります。
ただ、相場は何が起こるかわかりません。決して希望はしませんが、またリーマンショックのようなことが起こるとも限りません。
周りが恐れているときほど、貪欲に行くという点ではVIXも投資の選択肢の一つとして今後も考えています。
「人の行く裏に、花はある」と私も思っていますよ。
「周りが恐れているときほど貪欲に行く」というのが投資の鉄則ですからね。
ただ、この銘柄9月に株式併合が行われるのはご存知でしょうか?
確かに株価はあと92円しか下がりませんが、単位としては0.005円まで下がる計算になります。
現物買いであれば原資以上の損失はないので、堅実だと思っているのですが、まさか株式併合されるとはと今のところ逆風吹きまくりではあります。
また、大きく下げたときに追加投資を考えています。それまでは他の銘柄で利益を上げていきたいと思います。
共に頑張りましょう。