これまで失敗してきた投資を振り返ってみます。

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投資歴10年、これまで大きく損をした投資、失敗した投資を振り返ってみます。

かんべえの失敗してきた投資

ども。投資軍師のかんべえ(@kanbei_toushika)です。

「投資軍師」と言ってますが、失敗も多くしてきています。

今回は私が「過去に失敗した投資」を振り返ってみたいと思います。

日経平均先物mini こっそり一攫千金を狙ったが・・・

私が投資を始めたのは会計士勤務時代。

うだつの上がらないサラリーマン生活を送っていたのですが、そんな時に知ったの「日経平均先物」でした。

日経平均の動きを予想して、100円値幅を取れれば1万円稼げるという「日経平均先物mini」という投資商品です。

最初は1枚で稼いでいき、そして、少しずつ枚数を増やしていき、雪だるま式に億万長者になってやろうなんて甘い考えを持っていましたね。

こっそり金持ちになって周りを見返してやろうなんて、ヤサグレた考えを持っていました。

日経平均を予想するなんてそう難しいことではないだろうと、色々な本も読みながら何度もトライしました。

時には勝てることもありました。調子の良い時には100万円近くまで口座残高が増えました。

しかし、結局・・・大変動時に一気に損が膨らみ、損切り、損切り。

結局、2年で200万くらい損をしましたね。

最後はアベノミクスの時にショートを持っていて、黒田バズーカ―砲で一気に踏み上げを食らって、また退場。さすがに凝りて先物はやめることにしました。

まあ、いい勉強代ではありましたが、本当に「簡単に早く金持ちになる」考えでは金持ちになれないんだなあと、痛感させられましたね。

時間もお金も無駄にしてしまいました。仕事中にこっそり追証をコンビニ振込にいくなど、ろくなものではなかったですね笑

参考:日経平均先物やFXや信用取引等のレバレッジ投資は貧乏人がする投資であり絶対やってはならない

ETF VIX短期先物1552 暴落狙いで長期減価

続いてVIXのETFです。

割とネット界隈ではダメな商品として流行しているVIX短期先物という銘柄です。

レバレッジをかけた投資には嫌気がさしていたので、「現物」なら大丈夫だろうと、これも甘い考えで投資を始めました。

このVIX短期先物ETFは大暴落時、投資家の恐怖指数が高まっているときに株価が上昇する銘柄です。

そのため、第二のリーマンショックが来た時のリスクヘッジ、さらには大儲けできるのではないかと思って2013年ごろから買っていました。

チャートを見てみましょう。

VIX1552株価(引用元:YahooFinance国際のETF VIX短期先物指数

・・・・

下がりすぎてメモリが見えなくなってますね・・・笑

2010年~2012年あたり、ギリシャショックやアジア通貨危機の影響で株価が高騰しています。

短期先物というだけあり、上がる時はかなり破壊力のある銘柄だったと思われますね。

ただ、リーマンショックが来なければ、どんどん下がっていきます。

もう少し短いチャートで見てみましょう。

VIX5年チャート

一時期181,200円あった株価が現在はなんと6,510円です。

もうどうしようもありません。

実はこの銘柄あまりに株価が下がりすぎて2017年5月に200口⇒1口に株式が併合されています。(参考:ETFVIX短期先物1552が史上最安値で下落中【一体いつ上がるの?長期保有は危険か】

つまり、株価が200倍になったというわけですが、それでも6000円台と、どんどんさがっていっていますね。

それで、私はこの銘柄を2013年から買いまくっていたわけです。

リーマンショックの記憶が新しかったので、また大きな暴落が来るだろうと・・・。

しかし、全く来ませんでしたね。むしろ、アベノミクス等でどんどん株価が上がってしまいました。

負けるのが嫌で、ナンピン、ナンピンを繰り返しました。その結果・・・

VIX1552塩漬け
(2019年11月11日時点:VIX短期先物残高照会)

取得金額が2,116,212円、平均取得単価が100,772円、現在値が6,570円

含み損が・・・・・

-1,978,242円

なんと二百万近い含み損となってしまいました・・・。

いつかは暴落が来たら回復するだろうと、思い続けて持っていますが、やはりだめですね・・・。

もうほとんど元本全てを損しています。

ですので、他の株で利益ができたときの相殺用に使っていこうと思っていますね。税金対策です。

結局、保有コストのかかる銘柄は長期保有しない方がいいですね。

暴落対策であれば、こんなETFを買うのではなく、「ユーロ円売り」にお金を入れておけばよかったと後悔しております。

このVIXETFは米国viと同じく、のせかえ時にコストがかかります。

つまり、連動対象の先物の限月が過ぎたら、次の先物に乗り換えるのですが、この時に売買コスト?がかかってくるわけです。

相場安定時ですと大体、期先のものが価格が高まりますので、コンタンゴが発生するわけです。(参考:価格調整差額とは?

説明が難しく、理解も難しいですが、要は「米国viダブルブル」を長期保有するようなものです。(余計分かりませんか?笑)

まあ、とにかく、大暴落時には儲かるはずだったので2013年から長期保有していたわけですが、そのような暴落は起きず(英国EU離脱国民投票時には1日だけストップ高になりましたが・・・)、長期保有すれば保有コストがかかるので、リスクが高い銘柄だったわけですね。

本当に無知でしたね。過去のブログを参考にしていただいた方には反省してもしきれません。

結局この失敗から学べることは

「よくわからないものには投資をするな」

「すぐに簡単に金持ちになろうとすることが貧乏脳」

ウォーレンバフェットの教えが身に染みた体験となりました。

より具体的にこのETFVIX短期先物に落とし込むと・・・

「どういった銘柄かよくわからないけど、暴落したら上がるからなんか儲かりそう」

「リーマンショック時との株価の差は100倍以上だ!これを買っておけば100倍になるぞ!」

ということで、全くウォーレンバフェットの考えに反した投資をしてしまっていましたね。反省です・・・。

ETF VIX短期先物1552は暴落狙いで長期投資はおすすめできるか?

さて、では、今からこのETF VIX短期先物1552に長期投資をするのはおすすめできるのか?ということですが、正直おすすめはできません。

上述の通り、保有コストがかかるものを長期保有するのはリスクが高いです。

もちろん、近い将来にリーマンショッククラスの不景気が起きると予想できるのであれば買うのもありですが、ギャンブル投資になってしまいますので、堅実投資を推進新ている私からはおすすめできませんね。

ちなみに、逆の発想で、じゃあこの銘柄を長期空売りすれば儲かったのでは?と思うかもしれません。

この考えは半分当たっています。そのような銘柄が過去にありました。

NEXT NOTES S&P500 VIX インバースETNです。

VIXインバース

ご覧いただければわかる通り・・・上場廃止しています。

なんと、早期償還です。

それは、2018年2月にNYダウが大暴落を起こし、VIX指数が20%超前日比より上昇した結果、早期償還条件に達してしまったからだというわけです。

なんと、株価が4万円ほどだったのですが、償還価格は1144円・・・。

詐欺?と言われても仕方がないほど、投資家は損をしてしまったわけなんです。

詳細は以下の記事を参考に

まあこれも運が悪かったといえばそうなのですが、はっきり言ってVIXインバースとか、どういう仕組みなのかわからず投資している人も多かったでしょうからね。

とにかく「よくわからないものには投資をするな」これにつきますね。

米国viショートの長期保有は大丈夫なのか?

最近は私は米国viショート投資法を実践しています。

参考:米国VIを売りのみで稼ぐ堅実投資法(相場安定時にコツコツ稼ぐ)

これはいわば1552ETFのショートを長期でするようなものです。

つまりVIXインバースを買うことに近いのですが、急に早期償還とかされてしまうことはないのでしょうか。

もちろん、可能性はゼロではありませんが、GMOクリック証券さんにお問合せをしたところ可能性は低い旨の回答を頂いております。

米国viショートの早期償還可能性

日経平均VI先物指数 ETN(2035)も同じく減価

続いて失敗したのが「日経平均VI先物指数 ETN(2035)」です。

これも先ほどのVIX短期先物と同じく、暴落時に株価を上げる性質の持つ銘柄です。

日経平均VI先物指数 ETN株価チャート
(引用元:YahooFinance日経平均VI先物指数 ETN(2035)

2013年、株価が10万円前後の時あたりから買い始めました・・・・

日経vietn残高
(2019年11月11日時点:日経平均VI先物指数 ETN(2035)残高照会)

こちらはそれほど含み損が多く無く見えるのですが、実は最近損切を始めていまして。他の株の利益と相殺して半分以上決済することができました。

累計の含み損は30万円前後だと思います。

いずれにしても、これも失敗でしたね。

流動性もあまりなく、こちらもコンタンゴで保有コストが高く、株価がどんどん下がっていってしまいました。暴落時もあまり株価が上昇せず、本当にわけのわからない銘柄だと思います。

VIX短期先物に投資しているのだから、あえて、この日経平均VI先物指数 ETNにまで投資をする必要はなかったかなと思いましたね。

日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信(1357)

続いてまたVIX系なのですが、「日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信(1357)」なるものに投資をしました。

これも株価暴落・不景気対策です。

ですが、「ダブル」という名がついている通り、レバレッジをかけた先物投資信託で、これも長期保有コストがかかってきます。

まずはチャートを見てみましょう。

日経平均ダブルインバース
(引用元:YahooFinance日経ダブルインバース上場投信

こちらもどんどん下落していますよね。

まあ、VIX短期先物ほどではないのですが、やはり安定相場が続けば続くほど減価が続いています。

現在も保有中ですが・・・

日経平均ダブルインバース残高照会
(2019年11月18日時点:日経平均ダブルインバース(1357)残高照会)

含み損は26万ほど。なかなか食らってますね。

以上からわかることは、VIX系、ベア系のETFは長期保有するな、もっと言うと、保有するなということがわかります。

暴落する直前に返るのであればもちろんいいですが、そんなことは不可能ですからね。

であれば、長期保有コストのかからない「ユーロ円売り」等で円高対策するのが良いかと思いますね。

好配当グローバルreitプレミアム・ファンド 毎月分配型のリスク

こちらも「簡単に早く稼ぎたい」という思いから投資をしてしまった商品です。

「好配当グローバルreitプレミアム・ファンド」名前からして怪しいのですが、投資をした2015年は価格は1口5,819円、月の分配金は200円で、年利換算するとなんと40%超!これはすごいと思い買ったわけです。

参考:USリート好配当グローバルreitプレミアム・ファンドに投資してみました。

しかし、毎月分配型の投資信託は元本を取り崩して分配をしていくという手法がとられており、分配金は高くても、どんどん価格が下がっていく仕組みになっています。

購入者がどんどん増えてくれれば価格は維持できるのですが・・・いわゆるポンジスキームというやつでしょうかね。

チャートを見てみますと

好配当株価
(引用元:モーニングスター

ちょっとわかりづらいですが元々5800円あった基準価格は200円ほどまで下落。

そして、毎月の分配金は200円から30円まで下がっています。

つまり、ジリジリと利回りは下がり、後に勝った人が損をするようにできているわけです。

当時は人気投資信託ランキングでも1位となっていましたからね・・・。私のように表面上の利回りに踊らされて買っている人が多かったのかもしれませんね。

まあ、私は、そこまで下がる前に売り抜けたので、損はしなかったのですが、利回り40%超なんてものは全く得ることができませんでしたね。

「よくわからないものに投資するな」

これにつきます。

分配金の高いよくわからない外貨建て投資信託に投資してみた結果」の記事でも詳しく書いていますので参考にしてくださいね。

トルコリラ またしても利回りに踊らされる

続いてはFXです。

レバレッジをかけなければ大丈夫だろうと思い、2015年からFXでトルコリラに投資をしました。

トルコリラは当時は40円台、スワップ利回りは10%ほどだったかと思います。

国の通貨でしかもレバレッジをかけなければ良い資産運用になると思っていましたが、やはり利回りが高いということはその分リスクが高いということなのです。

トルコリラ円チャートを見てみましょう。

トルコリラ円チャート5年
(引用元:SBI証券トルコリラ円チャート

投資を始めた40円台からずるずる下落、30円台でも止まらず、ずるずるずると・・・

20円を割ってしまいました。つまり、50%減です。

まるで毎月分配型の投資信託のようですね(;^_^A

私もいずれは上がるだろうと、ナンピンを繰り返していましたが、25円わってきたらあたりから、やばいなとおもい、あまり取引をしないようになりました。

トルコリラ円残高照会
(2019年11月18日時点トルコリラ残高照会)

現在の残高ですが、95lot、つまり95,000リラを保有して、含み損がマイナス32万ほどです。

トルコリラを4年以上持っていますが、一度も利確ができていませんからね。

利回りは4年でマイナスですw

これも同じですね。

「早く簡単に金持ちになろうとする」

この貧乏脳が失敗を招きました。

トルコリラスワップ投資の失敗談については「トルコリラをFXで3年半投資し続けて実感したリスクと本当の利回り」で詳しく書いていますのでこちらも参考までに。

トルコリラはなんとかトントンくらいまで戻してくれればと思い、まだホールドを予定していますが・・・。

Sサイエンス 先輩に上がるといわれて・・・

続いては個別株です。

Sサイエンス
(2019年11月18日時点残高照会)

投資で儲かっている先輩に「この銘柄は上がるから買っとき~」って言われたからですね。

まあ、これもバフェットの教えの通りですね。

「誰かが買えと言ったから、買うのはNG」

自分の頭でしっかりと考えて、調べて買わないといけませんよね。

Sサイエンスがなんの会社なのか?なぜ株価が上がると思うのか?このあたりしっかりと調べてから買うべきでしたね・・・。

JDI 社長の熱い会見と割安の株価に誘われて

最後はJDIです。

本当につぶれないか心配ですが・・・

JDI含み損増加中
(2019年11月18日時点残高照会)

株価が200円台の時から買い始めて、かれこれ1300株も保有してしまいましたね。

別口座にもありますので、含み損は20万ほどだと思います。

このJDIですが、確かテレビで「日本の維持を見せる!」みたいな熱い会見をされていて、特に調べずに信用して買ってしまったんですよね・・・。

あとは小型株、1株100円から買えるというということで、割安に買えると思い、一攫千金を狙って買ってしまいましたね。

色々なところから資本を提供してもらっているらしいので、なんとか株価を回復させてほしいですが・・・。3年以上塩漬けが続いています。

まとめ これまで失敗してきた投資

以上、長くなってしまいましたが、私が今まで投資してきたもので失敗したものを取り上げてみました。

まとめますと

  • 日経平均先物mini
  • ETF VIX短期先物1552
  • 日経平均VI先物指数 ETN(2035)
  • 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信(1357)
  • 好配当グローバルreitプレミアム・ファンド
  • トルコリラ
  • Sサイエンス
  • JDI

まあ、並べてみますと、よくわからないものが多いですよね。

失敗した理由は共通しています。

「すぐに簡単に金持ちになろうとした」

「よくわからないものに投資した」

「他人が儲かるといったから買った」

単純にこの3点です。

これをしなければ逆に言えば資産を増やしていけたはずなんです。

つまり、

  • すぐに簡単に金持ちになろうとせず堅実に確実に資産を積み上げれる投資をする
  • ドルや個別株など、単純明快なものに投資をする
  • 周りが儲かるからといったものは慎重に検討して投資する

これを守れば堅実に資産は積みあがっていくはずなんです。

本当に最近は誘惑の多い投資が多いですから、なかなか難しいかもしれませんが、皆さんも参考にしてもらえると幸いです。

この経験を活かし、現在は「堅実投資」を続けていて、ここ数年は投資成績が安定し来ています。

参考:2014年から投資を続けて結果を出している投資

ブログでも引き続き発信していきますので、少しでもお役にたてれば幸いです。

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